多くの生徒さんに共通する、もう一つの願いとは。
こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの小岡洋天です。
私のところに来られる生徒さんは
50代、60代の方が中心で、
その次に40代、30代の方と続きます。
最初の動機はもちろん
「飛距離を伸ばしたい」
「スコアを良くしたい」
というゴルフの上達です。
でもお話を伺っていくと、
実はその奥にもう一つ共通したテーマが見えてくるんです。
「この先10年、20年、現役で動ける体でいたい」
体の衰えを感じ始める年齢、
責任が重く時間も自由にならない年齢。
だからこそ、
ゴルフのトレーニングを通じて
健康と若々しさも一緒に手に入れたい。
一石二鳥どころか、
一石三鳥を狙いたい
そう考える方がとても多いんですね。
そこで今回はゴルフの話だけでなく、
「体を若々しく保つ」
「健康的な体をつくる」
とは具体的にどういうことなのか、
研究結果も踏まえながら解説していきます。

私が考える「健康体」の定義
私は健康体をこう定義しています。
筋肉のポンプ作用が適切に作動し、
全身の組織(臓器)に栄養を行き渡らせ、
不要な老廃物を処理できている状態。
ちょっと小難しい言い方ですが、
要は全身のリンパ液や血液の循環が
スムーズに巡っている状態ということです。
循環さえ整えば、
人間の体は本当に優秀で、
勝手に若々しくイキイキとしていきます。
そしてその循環をつくるカギが、
これからお話しする3つです。
① ふくらはぎは「第二の心臓」

まず特に大事なのがふくらはぎです。
「第二の心臓」とも呼ばれていますが、
これは比喩ではなく、
本当にポンプの役割を果たしています。
足の静脈は心臓から離れていて重力の影響を受けやすく、
心臓のポンプ作用ではほとんど血液を押し上げられません。
代わりに、
ふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことで、
深部静脈を圧迫してポンプのように
血液を心臓へ押し上げているのです。
これを「筋ポンプ作用」といいます。
そして、
加齢でふくらはぎの筋肉が衰えると この作用が弱くなり、
むくみや下肢静脈瘤を起こしやすくなることもわかっています。
ここで正直にお伝えしたいのですが
長時間のデスクワーク、会議、座りっぱなしの生活は、
ふくらはぎを「サボらせる」生活なんです。
夕方になると足がパンパンにむくむ、
朝起きてもダルさが抜けない、
頭がぼんやりする。
これって単なる疲れではなく、
循環が滞っているサインかもしれません。
縄跳び、つま先立ち、ウォーキング、
そしてゴルフのスイング動作。
どれもふくらはぎのポンプを目覚めさせてくれます。
机に向かう時間が長い方ほど、
意識して動かす習慣が必要です。
② 横隔膜は「リンパの心臓」、そのスイッチは深呼吸

次に大事なのが横隔膜。
肋骨の下にあるドーム状の筋肉ですが、
これは「リンパの心臓」のような存在です。
実はこれも近年の研究で裏付けられていて、
横隔膜のまわりにはリンパ液を流すための
細い管がびっしりと張りめぐらされていることがわかっています。
さらにその管自身も、
まるで波のように動きながら、
体の中の余分な水分や老廃物を集めて流してくれているのです。
つまり横隔膜は、
ただ呼吸のために動いているのではなく、
動くたびに全身のリンパ液を押し流す
ポンプとして働いているわけです。
ではどうやって横隔膜を活発に動かすか。
答えはとてもシンプルで、深呼吸です。
深く吸って、深く吐く。
それだけで肋骨は大きく開閉し、
横隔膜が大きく動き、リンパが流れ、
連動して血液もスムーズに流れ始めます。
深呼吸は「ストレスの薬」でもある
ここでもう一つお伝えしたい話があります。
激しい運動後に
1時間の深呼吸(横隔膜呼吸)を行ったアスリートは、
何もしなかったグループに比べて
ストレスホルモンのコルチゾールが減少し、
強力な抗酸化物質であるメラトニンが増加した
という研究結果があります。
日々の生活は判断と責任の連続です。
慢性的なストレスはコルチゾールを上げ続け、
内臓脂肪、高血圧、睡眠の質低下、
免疫低下を招くことが知られています。
深呼吸はお金もかからず、副作用もなく、
いつでもどこでもできる最強のセルフケア。
これを使わない手はありませんよね。
③ 水を飲む ― サプリより先にやるべき基本

最後に、水分摂取の話です。
私もこれまで色々なサプリや
健康飲料を試してきましたが、
「水をしっかり飲む」以上の効果を感じたものは、
今のところ一つもありません。
これも研究で裏付けられていて、
1、2時間水分を制限したあとに水を補給したグループでは、
認知パフォーマンスと気分が改善することが
ランダム化比較試験で確認されています。
つまりわずかな脱水でも集中力や判断力が落ちるということ。
仕事でも日常生活でも知っておいて損のない事実です。
家でお皿を洗うとき、
炭酸水やお茶では洗わないですよね。
体の中も同じだと思っています。
老廃物を流すのは、結局のところ「水」なんです。
まとめ:健康体は、人生を楽しむ土台
長くなりましたが、結論はシンプルです。
健康体 = 全身の循環がスムーズに巡っている状態。
そしてそれをつくる3本柱は、
- ふくらはぎ(第二の心臓)を動かすこと
- 横隔膜(リンパの心臓)を深呼吸で動かすこと
- 水を十分に飲むこと
私はこの健康体こそが、
ゴルフ飛距離アップの土台だと考えています。
土台が整って初めて、
その上にスイング技術や筋力という
「高みの動き」が乗っていく。
逆に土台が崩れたままだと、
いくら練習しても飛距離は伸びませんし、
体も壊しやすくなります。
そしてこれはゴルフに限った話ではありません。
仕事で力を発揮するためにも、
家族や友人と元気に過ごすためにも、
健康体は人生を楽しむ土台になってくれます。
飛距離アップトレーニング = 健康体 = 若々しい体 = これからの人生の持続力
この考え方で取り組まれる方が増えて、
皆さんが元気に楽しくゴルフを続けていただければ、
私としては嬉しい限りです。



