ラウンド後半にスコアを崩してしまう原因と対策 635

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

先日、体験に来られたお客様から

こんなご相談を受けました。

 

ラウンド前半は調子が良いのに、後半になるとスイングが崩れてしまう…

実は、この悩みは

多くのアマチュアゴルファーに共通する

“ラウンドあるある”でもあります。

かく言う私も同じような経験をしていました。

 

そこで今回は、

ラウンド後半にスコアを崩してしまう原因と

その解決策について解説していきます。

 

後半にスイングが崩れる原因とは?


意外に思われるかもしれませんが、

ラウンド後半にスイングが崩れるゴルファーには

ある共通点があります。

 

それは、

身体能力が高いこと

です。

 

「えっ⁉︎ 身体能力が高いと体力が持つからスコアが崩れないんじゃないの?」

と思ったかもしれませんね。

 

しかし、アマチュアゴルファーの場合、

身体能力が高い=良い結果が出る

とは限りません。

 

身体が動きすぎることが原因


身体能力の高い人は、

後半になると体が温まり

どんどん体が動きやすくなります

 

これ自体は良いことのように思えますが、

実はこれがスイングの乱れにつながるのです。

 

なぜなら、体が動きすぎることで、

体意識が強くなり

トップポジションで腕が体の正面から

外れやすくなるからです。

 

この状態になると、

・クラブに“押し”の動作が加わる

・アーリーリリースなどのイレギュラーな動きが発生する

 

結果として、

クラブをコントロールできなくなり、

ショットの安定性が失われてしまうのです。

 


こういった方は、

意外と朝イチのショットが

良い傾向にあります

 

なぜなら、体がまだ動かない分

腕が体の正面から外れずに

クラブ本来の動きを引き出せるからです。

 

つまり、

体が“適度に動かない”状態のほうが、

スイングが安定しているのです。

 

後半のスイングを安定させる対策


では、

後半でもショットの精度を保つためには

どうすれば良いのでしょうか?

 

ポイントは、

体を使おうとしないこと

です。

 

具体的には、以下のような方法が有効です。

 

1.手の感覚だけで打ってみる

*体の動きを抑え、手元の操作に集中することで、体の余計な動きを防げます

 

2.トップの位置を低くする

*トップを低めに抑えることで、腕が体の正面から外れにくくなります

 

3.低い球を打つイメージを持つ

*インパクトゾーンを意識することで安定性が向上します

 

これらのポイントを意識することで、

後半になっても体の無駄な動きを抑え、

安定したショットを維持できるようになります。

 

まとめ


もしあなたが、

ラウンド後半になると

スコアを崩してしまうことに悩んでいるなら、

 

体を使おうとするのではなく、手の中でクラブをコントロールする

 

これを意識してみてください。

 

適切にクラブを扱うことで、

後半になっても安定したスイングを

維持できるはずです。

 

ぜひ、試してみてください。

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