こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
昨日は母校の新田高校(愛媛県)が
甲子園初出場、初勝利を飾ってくれました。
スポーツナビの出場校ランキングでは40位、
新聞の評価ではCランク…
そんな低評価の新田高校が
強豪 静岡高校に
4−2で競り勝ちました。
*静岡高校は県予選全ての試合でエラーゼロ、失点は1点のみで1試合失点ランキング全国No. 1です
7回裏には同点にされながらも
センターのファインプレーで
流れを引き寄せ↓見事勝利‼︎
これだから高校野球は面白いですよね。
どんなに前評判が悪くても
毎試合 毎試合、成長していくのが
高校野球です。
この成長スピードは高校生ならではですね。
どこまで番狂わせを起こしてくれるか、
がんばれ新田高校!!
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-10-18.03.43-500x310.png)
さてここからが本題です。
(前置きが長くなりました…)
グリップは昔から
「柔らかく握れ」と
言われています。
しかしただ柔らかく握れば
うまくいくとは限りません。
リラックスをしすぎると
力が抜けたようなスウィングになり
とても球をコントロールするような
動きにはなりません。
そこで今回は
解剖学的にみて
グリップの強さの入れ方を
解説していきます。
解剖学的にみたグリップの強さ
グリップの強さについてはこれまで
「卵を潰さないように握る」
「グリップが抜けそうなぐらいまで緩く握る」
と言われてきました。
しかし解剖学的には
ただ柔らかく握ればいいという訳ではなく、
左手5本、右手5本の握りの強さを
変えることが必要になってきます。
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2020/01/img_3759-500x333.jpg)
ではどこを一番しっかりと
握らないといけないかというと
左手の小指です。
なぜなら左手の小指は
左側の背中の筋肉(広背筋)との連動性が高く
背中の動きに合わせて
手を振ることができるからです。
そうすると
肩に力が入りにくくなり
スウィング軌道も安定するので
方向性も良くなります。
基本的に左手の指は
小指 > 薬指 > 中指 > 人差し指 > 親指
といったように小指から親指に向けて
柔らかく握っていく必要があります。
ちなみに以前、
ゴルフには左手の感覚が大事だということで
左手で箸を持ってご飯を食べるプロもいたそうですが
箸を使うと人差し指の感覚が強くなるので
箸ではなくスプンやフォークを使って
小指、薬指、中指を中心に
感覚を高めていった方が効果的なんですね。
でも、、
食事は気持ちよく食べた方がいいと思うので
そこまではしなくていいかな…(笑)
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2021/07/breakfast-690128_640-500x333.jpg)
次に右手はどうすればいいかというと
右手も小指が一番しっかり握ります。
そして小指から親指にかけて柔らかく握ります。
しかし左の小指が10の強さだとすると
右手の小指は5か4です。
左手よりも半分、
もしくは半分以下の力で握ります。
(“握る”というよりも“添える”という感覚に近いです)
特に右手の親指と人差し指に力が入ると
器用な右手の 器用な指を使いやすくするので
勝手にクラブを動かそうとして
クラブ本来の正しい動きが
できなくなってしまいます。
そうすると
スウィング軌道が狂いやすくなって
「ボールがどこにいくかわからない…」
という状態になってしまうんですね。
なので
左手の小指、薬指、中指は
ある程度しっかり握って
右手の親指と人差し指は
ほとんど使えないように
力を入れないようにすることが
重要になってきます。
一度試してみてください。
それでは失礼します。