こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
先日はお休みを頂いて
堀 琴音プロのコーチである
森守洋さんの勉強会(第二回目)に
参加してきました。
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2022/09/勉強会_6487327-387x500.jpeg)
今回も多くのレッスンプロが
日本全国から集まって
森さんの話に耳を傾けていました。
その中には
ゴルフのYouTuberや
インスタでフォロワー数が何万人もいて
多くの生徒さんに
結果を出している方もいらっしゃいます。
ではなぜ
こんなに結果を出している
レッスンプロが多いのかというと
森さんが繰り返しお伝えしている
スイングの本質、原理原則の部分を
しっかりと自分の頭やカラダで
腑に落としているからなんですね。
不易流行という言葉があるように
いつまでも変わらない本質的な部分(不易)を学び
新しい物(流行)を試していく。
ここでいう流行とは
〇〇理論、✖️✖️メソッドといった
その時々の流行り物を試すことではなく、
今、目の前の生徒さんの悩みを理解し、
その人にとっての正解を
一緒になって探していく。
こういった実学を繰り返し、
諦めず実施し続けているからこそ
生徒さんから信頼されているんですね。
私が見る限りでは
新しい知識を学びたいという気持ち以上に
生徒さんの悩みを解決したいという方が
多いように感じました。
だからこそ
ゴルフスイングの本質を大事にしている
森さんの元で学びたいと思うのでしょうね。
私自身はトレーナーの立場であり
生徒さんにたいするアプローチは
レッスンプロの方と違いますが、
その想いは同じなんだな と感じました。
さて話は変わりまして、
この間のゴルフ5レディースでは
セキユウティン プロが
日本ツアー初優勝を決めました。
最終日はパターが入りまくって、
途中は緊張からかOBを打ってましたが、
そこからの挽回が本当に見事でした。
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2022/09/スクリーンショット-2022-09-11-11.37.10-500x323.png)
そんな劇的な初優勝を決めたセキプロ。
実は3年間でドライバー飛距離が
平均して20ydも伸びていました。
どうも勝みなみプロの
トレーナーを紹介してもらって
トレーニングをしていくうちに
飛距離が伸びたそうです。
ただ実際にこの20ydの飛びは
“どの要素”によって結びついたのか??
今回もトレーナー目線で
考察してきたいと思います。
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2022/09/考察-500x281.png)
セキユウティンの飛距離アップした要因
まず私が注目したのが
セキプロが行っている
あるトレーニングです。
それがバーベルスナッチ↓
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2022/09/スクリーンショット-2022-09-09-15.21.24-324x500.png)
セキプロのコメントでは
デッドリフトの挙げる重量が上がって
飛距離が伸びたと語っていましたが
おそらくこのトレーニングを取り入れたことが
飛距離アップの大きな要因の
一つだと考えています。
もちろんデッドリフトで
基礎の筋力を高めることは重要です。
しかし筋力を高めただけでは
飛距離アップに結びつきづらいのは
経験上わかっています。
なのでゴルフスイングの動きの構造上、
セキプロの行っているトレーニングを見る限り
一番結果に繋がったのは
地面反力のパワーを高めることができる
バーベルスナッチの可能性が最も高いです。
もちろん他にも
ゴルフに有効なトレーニングもありましたが
飛びの観点から言うとこの結論になりました。
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2022/09/名称未設定のデザイン-500x281.png)
次に飛距離アップした
もう一つの大きな要因は
ヒールアップを取り入れたことです。
今年の宮里藍サントリィーレディスの時に
セキプロの練習も観ていたのですが、
ドライバーの時に結構ヒールアップをして
球を打っていたんですね。
おそらく以前は
そこまでヒールアップしていませんでした。
これは飛距離を伸ばすために
コーチと相談して意図的に
実施していたのでしょう。
ヒールアップというと
時代遅れだという方もいますが
こういったステップ動作を取り入れると
切り返しで骨盤の“タメ”が出来やすいので
結果的に地面反力が促されて
カラダの回転スピードが上がやすいです。
おそらくこの二つがハマり
今の“飛び”を獲得できたと考えられます。
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2022/09/飛び-500x281.png)
以上
セキプロの飛距離アップの要因を
考察してきました。
今まで美人ゴルファーとして
注目をされてきましたが、
3年前とは体格も随分変わっています。
おそらく体重もだいぶ増えているので
表には決して見せない地道な努力が
今回の結果を掴み取ったのだと思います。
本当におめでとうございました。