こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
最近の日本プロゴルフ界は
男女とも凄いですね。
アマチュアで
ツアー2勝目を挙げた蝉川選手や、
ルーキーながら
ツアー2勝目を早々に勝ち取った川崎プロ。
若い世代がどんどんと花を咲かせて
日本ゴルフ界を席巻させてます。
本当に近い将来、
多くの日本人選手が
世界のトップで活躍する時代が
来るのかもしれませんね。
今後のゴルフ界が楽しみです。
さて話は変わりまして
よく地面反力を得る為に、
切り返しの沈み込みをしたいけど
なかなかそれが出来ない…
という方が多くいます。
またSNSなどで 下半身を使って
沈み込みを覚えるトレーニングを
紹介しているのもあり
いかにもゴルフに良さそうな
“っぽいトレーニング”をしているのもありますが
本質からズレていることが多々あります。
そこで今回は
どのようにすれば
プロのような沈み込みができるのかを
解説していきたいと思います。
プロのような沈み込みはどうやって起きるの??
よく切り返しから
「スクワットや右股関節を曲げるように」
「下半身を使って沈み込みをするように」
と アドバイスをされることがあります。
しかし
ほとんどのプロはこの動きを
意識的にやっていないんですね。
むしろ
“勝手にそうなった”
が 事実なんです。
ではなぜ多くのプロは
スムーズな沈み込みが出来るのか??
実はその本当の真相は
目で見えない部分、
“グリップの中”
にあります。
これはどういうことかと言うと
ゴルフスイングというのは
クラブの振り子運動によって
形成されているため、
クラブを効率的に加速させる為には
振り子が上がり切るときに
下に沈み込む必要があります。
これが基本的に沈み込みの原理なのですが
大切なのは
下半身で沈み込ませようとする
のではなく
手の圧力を振り子の周期に合わせられるか
がポイントなんです。
この時に手の中で
グリップエンドを引く力をかけれていれば
クラブの周期を崩さずに
それに合わしてカラダが勝手に
沈み込みを起こしてくれます。
逆に飛球線方向に押す力が加わっていると
クラブ周期を崩してしまって
沈み込みが出来なくなるんですね。
なので切り返しで
下半身を意識しても
グリップにかける圧力が間違っていたら
クラブは効率的に加速してくれません。
まずはクラブの振り子周期を崩さない
手の教育(トレーニング)
が自然な下半身の沈み込みを作る上で
必須になってくるんですね。
*手の教育(トレーニング)の参考記事はこちら↓
*さらに詳しく説明してくれている動画はこちら↓
ちなみに
映画『燃えよドラゴン』でブルースリーが言った名言
“ 考えるな!感じろ ”
はスイングを作る上で大切な言葉です。
指先に気持ちを集中することが出来なければ
ゴルファーが目指す栄光の地には
到底行き着かないんですね。