ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの小岡洋天です。
街中には多くの加圧トレーニングジムがあります。
とくにダイエット目的で加圧をする人が大半なのですが、
中にはゴルフの飛距離アップ目的で加圧をする人もいます。
調べるとある有名なプロが加圧を推奨して
「加圧はゴルフにも効果的だ」
というイメージがあるようです。
たしかに加圧は筋肉を大きくするために有効ですが、
ゴルフ(飛距離アップ)との因果関係はほとんどないのが事実です。
なぜかというと
飛距離アップに必要な筋肉とは
柔軟性や効率的な動き、瞬発力だからです。
加圧はリハビリとしても有効ですが
筋肉を大きくするだけが目的だとゴルフの飛距離にはほとんど影響されません。
(筋肉を大きくすることで体重を増やし、飛距離を伸ばすという考えであれば一理あります)
そうするとただ大きくしただけで“使えない筋肉”になってしまいます。
そうならないために
スウィングをしているときの筋肉はどんな状態なのかを考えてみてください。
緊張していますか?
それとも適度にリラックスしていますか?
スウィングで適度なリラックスが必要ならトレーニングでも同じ刺激を入れるべきです。
緊張しながらトレーニングをすると緊張する硬い筋肉になってしまいますからね。
いかにスムーズにカラダを動かせるかがゴルフには大事です。
あなたは間違ったイメージでトレーニングをしていませんか?
加圧は万能薬ではありません。
追い込むだけがトレーニングでもありません。
大切なのは
どんな刺激を入れると柔軟でしなやかな筋肉になるかを考えなければいけません。
そのためには『快』の刺激を筋肉に入れることです。
脳が気持ちいいと判断すると筋肉は柔らかく、しなやかになっていきますからね。
それでは失礼します。