なぜ同じトレーニングをしても、伸びる人と伸びない人がいるのか 715

こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

同じトレーニングをして、
同じトレーニング量をこなして。
それなのに、
飛距離が伸びる人と、伸びない人がいる。

「自分には才能がないのかもしれない」

そう感じたことはありませんか。

でも、断言します。
それは才能だけの差ではありません。

トレーニングは「量」より「何を変えているか」


飛距離が伸びない人の
トレーニングを見たり聞いたりすると、
共通点があります。

体力をつけている。
筋力をつけている。
柔軟性を高めている。

スピードを生み出す土台は、
しっかり作れています。

でも、クラブの動きは、
トレーニング前後でほとんど変わっていない。

一方、伸びる人は違います。

トレーニングのたびに、
クラブの動きも、
少しずつ変わっていきます。

体のフィジカルを鍛えることと
クラブの動きを変えることは、
別のアプローチになることが多いんです。

「スピード」と「インパクト効率」は別モノ


飛距離を決めるのは、
実はシンプルな掛け算です。

スピード × インパクト効率

スピードは、
瞬発力や筋力(力を発揮する速さ=RFD)を
鍛えることで上がっていきます。

以前の記事でもお伝えした通り、
最大筋力よりも「力を発揮する速さ」の方が、
ヘッドスピードとの相関が強いことが分かっています。

中でも体幹の回旋パワーや下半身の瞬発力は、
トップレベルの男子ゴルファーにおいて
非常に強い相関を示す項目です。

つまり、
フィジカルトレーニングは、
スピードという「エネルギー」を生み出す工程です。

ただし、
ここが見落とされがちなポイントです。

そのスピードが、
インパクトの瞬間まで加速し続けながら、
正確にボールへ伝わっているか。

これが、インパクト効率です。

スピードがあっても、
インパクトの手前で加速が止まっていたり、
クラブの動きにロスがあったりすると、
そのエネルギーはボールに伝わりきりません。

鍛えて「速い力の出し方」を体が覚えても、
それをインパクトまで無駄なく伝える
クラブの動きが変わらなければ、
安定した飛距離にはつながりにくいのです。

伸びない人の多くは、
スピードが足りないのではなく、
このインパクト効率でエネルギーを逃してしまっています。

伸びる人がやっていること


伸びる人は、無意識にでも、
この順番で練習しています。

  1. クラブがどう動いているかを知る
  2. その動きを変えるために、クラブの使い方を変える
  3. 変わったクラブの使い方を、繰り返して定着させる

そのうえで、
フィジカルトレーニングによって
スピードという土台をさらに引き上げていく。

体が先ではなく、クラブが先。

これが、
私が一貫してお伝えしている核です。

体を鍛えることは、大切です。
むしろスピードを生み出す土台として必須です。

ただ、その土台を作りながら
「クラブの動き=インパクト効率」
を変える工程がなければ、
安定した飛距離という結果には届きません。

「自分はダメなんじゃないか」と思う前に


長年トレーニングしてきたのに伸びない、
という方ほど、自分を責めがちです。

でも、それは才能の問題でも、
スピードが足りない問題でもなく。

インパクト効率という、
トレーニングの「向き」の問題
であることがほとんどです。

同じ時間、同じ熱量を、
少しクラブの動きに向けるだけで、
結果は大きく変わります。

伸びる人と伸びない人の差は、
努力の量ではなく、努力の向け先にあります。

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