プロのテイクバックの速さの秘密 517

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

プロのテイクバックは

アマチュアよりも

速く上げています。

 

もちろん

プロの中でも

テイクバックを

ゆっくり上げる選手もいますが、

ほとんどのプロが

テイクバックを

素早く上げています。

 

もしかしたら

「そんなの筋力が違うから当然じゃないの?」

「小さい頃からゴルフをしているから当然でしょ?」

と思われるかもしれません。

 

実は私も以前まで

そう思っていました。

 

しかし、

運動力学を学んでいくうちに

プロとアマチュアの

テイクバックの違いが

わかったんですね。

 

それが何かというと

プロは

“テコの原理や重力を利用してクラブを上げている”

ということ。

 

これはどういうことか⁇

 

今から説明しますね。

 

 

プロのテイクバックの速さの秘密

 

クラブを持つとき

左手と右手で

グリップを握ります。

 

このときに

支点はどこか?

力点はどこか?

作用点はどこなのか?


というのを

理解しておくことが大切です。

 

まずはここを

しっかりと

おさらいしていきましょう。

 

 

まずは支点、

結論からいうと

支点は右手になります。

 

なので右手は基本

「固定」や「支え」を

イメージしてください。

 

 

さて次に力点、

力点はどこでしょうか?

 

 

もうお分かりですよね。

 

そうです力点は

左手になります。

 

そして作用点は

クラブヘッドになってきます。

 

(図にするとこんな感じ↓)

 

これでクラブを上げる

全体像が見えてきました。

 

しかし、ここからが大事です。

 

では最も効率的に

クラブヘッドを上げるためには

どの方向に

どのような力を加えたら

いいのでしょうか?

分かりましたか?

答えは

右手は固定したまま

左手を下(地面)の方向に

押すこと
です。

そうすると力学的に

最も楽に

テイクバックができます。

一見、

支点と力点の距離が短いため

非効率だと思われがちですが

力点の力は重力を利用しているので

効率的にクラブを上げることができます。

 

よくある間違いは

左手と右手とも重力に逆らって

同じ方向に力を加えること。

 

こうなると

テコの力が使えず

重力にも逆らうため

テイクバックで

ぎこちない動きに

なってしまうんですね。

 

 

もしあなたが

テイクバックを

スムーズに上げようとしているのに

ぎこちない動きをしているのであれば

それはテコや重力をうまく

利用できていないかもしれません。

 

この仕組みを理解して、

テイクバックするだけでも

スイングはグッと簡単になります。

 

(その動きが分かりやすいのがジャスティン・トーマスのテイクバック↓)

 
 
 
 
 
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ちなみにこのことを

分かりやすく

説明してくれている本が(Kindle用)

『「重心」が整えばゴルフは簡単!大本研太郎のグラビティメソッド』

です。

 

先日、生徒さんから教えて頂いて

とても分かりやすかったので

テイクバックがしっくりこない方は

一度 読んでみてください。

 

 

それでは失礼します。

 

PS.下記の動画↓も同じ内容を分かりやすく説明してくれてます。
参考にしてみてください。


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