こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
先日、トレーナー仲間から
ある相談をいただきました。
その内容がこちら↓
「男性のクライアント様で右肘を曲げると内側に痛み
日常生活には支障ないそうなんですが
ゴルフする時に気になるという方がいて
先週2ラウンド、ここ2ヶ月で打ちっぱなし含め10回程度行っているようなのですが
このような症状の時にゴルフ専門のヒロさんはどんな事伝えてどんな指導されますか?」
文章の内容からとすると
相談者のクライアント様は
内側上顆炎(ゴルフ肘)の可能性が高いため
その際の私の考えをお伝えさせて頂きました。
またその内容をHPの記事で
シェアしてもOKと許可を頂いたので
今回は「ゴルフ肘」について
書いていきたいと思います。
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2022/05/skeleton-g2b9c7a7a7_640-500x333.jpg)
ゴルフ肘
まずゴルフ肘について。
ゴルフ肘とは内側上顆炎というスポーツ障害で
肘と前腕をつないでいる筋肉の腱に
炎症が起こった状態のことを言います。
主な原因としてスイングで
右手に“イレギュラーな動き”が
発生することで起こりやすくなります。
ここで言う“イレギュラーな動き”とは
切り返しから、インパクトにかけて
右手を内へ回す動き。
この動きが過剰に使われることで
その筋肉が疲労し
筋肉の付け根にある腱にストレスがかかって
痛みが発症してしまいます。
ですので根本から改善するためには
スイングの中で
右手の正しい動かし方を
(内に回しすぎない動かし方)
覚えていくことが大切になります。
(その動かし方の方法は下記の動画を参考にしてみてください↓)
もしこの動作で痛みが出たり、
違和感があれば
それがなくなるまで安静にするか、
練習では左手主体で打ったり、
(右手は親指と人差し指をグリップから離すと、右手の悪い動きが出にくくなります)
左手のみの片手打ちをお勧めします。
左手だけで打つ練習は“引く動き”が身について
ミート率が上がりやすいですからね。
*片手打ちはショートアイアンがお勧め(SW〜8I)
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2022/05/golf-gc7fc33fc1_640-300x200.jpg)
また練習やラウンド後に
右肘の痛みが出た場合は
必ずアイシングをしてください。
患部を氷や氷水を使って冷やすことで
腫れや内出血が抑えられます。
(原始的な処方に見えますがこれが一番効果的です)
もちろん
病院に行ってドクターからのアドバイスがあれば
それに従ってくださいね。
それでは失礼します。