こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

　

　

新年号が決まりましたね。

　

『令和』

　

なんだか古風で深みある二文字

　

私は好きですね。

　

万葉集、ちゃんと読んでみようかな。

　　

　

　

さて、 笑　　

新たな時代ということで

日本プロゴルフ界も

続々と新たなゴルファーが出てきています。

　

その中で私が勝手ながら

注目しているプロがいます。

　

その選手はというと

先日プロツアーで見事な初優勝を決めた

河本結プロです。

　

　

昨年は下部ツアーである

ステップアップで４勝した

注目の大型ルーキー。

　

ちょうど『黄金世代』といわれている

世代の一人ですが、

その世代のなかでも

少し異なる経歴を持っています。

　

　

地元は松山英樹プロと同じ

愛媛県松山市の出身。

　

高校卒業後はプロ 一本に絞らず

日本体育大学に進学しています。
（現在、学生プロゴルファー）

　

進学理由として

「現役終了後にゴルフ以外でも活躍したいから。」

と語っています。

　

普通はプロで早く活躍したいと

思うものですが、

この選手はものすごく自分自身を

客観的に見ています。

　

インタビューの話を聞いていると

つねに長期的な視点で

冷静に、そして闘志を持って

自分自身をマネジメントしています。

　

それが若干２０歳の女の子がしているわけですから

凄いとしか言いようがありません。

　

しかもこちらの記事↓
（「自分の心が知っている」２０歳の河本結、待望の初Vへ）

　

に書かれていましたが、

　

下部ツアーが主戦場になっていた時に、

「この環境に慣れちゃ、だめ。馴れ合いのようになってしまうのは、良くない」

とコース内外で一人の時間を増やしたといいます。

　

きわめつけはお母さんが

（下部ツアーの）選手や関係者が宿泊しそうな場所から

あえて遠いホテルを用意していたこと。

　

こんなことを考えて

サポートしていることが

なによりも驚きです。

　

　

過去に“環境の重要性”について書きましたが

人は自分の周りの環境や他人に大きく影響されます。

　

そういったことをお母さんは

本当に分かっているのだと思います。

　

　

そして先日の

最終日最終組と決まった前日には

インタビューでこう答えていました。

　

「明日になると、緊張はすると思う。でも、自分の一打に集中するしかない。ステップで４勝して、それを一番感じた。自分を信じたい」

　

「明日は緊張すると思う．．．」

この言葉は

“緊張する自分”を受け入れて

その状態でも闘う！

という覚悟が見えてきます。

　

以前NHKの番組

『奇跡のレッスン』に出演していた

マラソン界の魔術師といわれている最強コーチ

レナート・カノーバさんの言葉をかりると

『自分が向き合うことになる苦しみを楽しむ覚悟を決める』

という状態になっていたのではないでしょうか。

＊本番レースの前日に子供たちに送った言葉。

　　

ゴルフは

“どのような気持ち”で

プレーするかが

結果に大きく左右される

スポーツでもあります。

　

だからこそ、

プレッシャーがかかる状況でも

どれだけ覚悟を持って楽しめるかが

本当に重要なのです。

　

周りや順位を気にする“不安”や“恐怖”を

避けようとするのではなく、

“不安”や“恐怖”になっている状態を

受け入れること。

　

そのためには

一度その感情を肯定してみること。

＊
「今、自分はやる気になっている」
「今、自分は大事なことをしている」
といったように

　

そしてできれば

あなたが“凄い”と思っている選手も

こういった“不安”や“恐怖”を持って

プレーしていることを

知り、実感することが大切です。

　

そのことで

「この人も緊張しているのなら自分が緊張するのは当たり前」

という気持ちになってきます。

（凄い選手こそ”不安”な状況を受け入れて闘っています）

　

そうすると

今自分がしないといけないことは何かを

冷静に判断できるようになり

次のワンショットのことだけに

集中できるようになるのです。

　　

　　

あなたは本番で

“どのような気持ち”で挑んでますか？

　

その気持ち一つで

結果は大きく変わる可能性があります。

　

　

それでは、失礼します。

　

　

PS.　16歳の時の河本結プロです↓（この頃から凄い闘志と自信です。いいですね）