なぜシニアが若手に引けを取らなかったのか?2025年マスターズで見せてくれたゴルフの真髄 646

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

2025年のマスターズはマキロイの

感動的な優勝で幕を閉じました。

 

しかし注目を集めたのは、

優勝争いだけではありません。

 

シニア世代の代表的存在、

ベルンハルト・ランガーと

フレッド・カプルスの二人が

予選通過まであと一歩という見事なプレーを見せ、

多くのゴルファーに感動と驚きを与えました。

近年のPGAツアーは、

フィジカルの強化が著しく進み、

パワーに優れた若手選手が台頭しています。

 

そんな中、

ランガー(67歳)とカプルス(65歳)が

世界最高峰のマスターズで

若手選手と互角に戦えたのはなぜでしょうか?

 

その答えは

「ゴルフスイングの原理原則」

に隠されています。

 

ゴルフスイングは、

二つの振り子運動によって成り立っています。

① 手首を支点にした「クラブ振り子

② 首を支点にした「腕の振り子

この二つの振り子運動の中でも、

特に重要なのが「クラブ振り子」です。

 

クラブ振り子の動きを効率よく行えば、

フィジカルが若手より劣っていても

十分な飛距離と精度を生み出すことが可能です。

 

ランガーとカプルスが示したのは、

まさにこの原理でした。

 

最近では筋力トレーニングなど

フィジカル重視のゴルフが注目されていますが、

本当に大切なのは、まず

クラブを効率的に動かす手の感覚

です。

 

この感覚が優れていれば、

年齢を重ねても飛距離を維持し、

若手とも十分に渡り合えることを、

二人が証明してくれました。

 

体力が落ちてきたと感じる中でも、

「まだこんな球が打てるのか」

と思える瞬間。

 

それは、

クラブが正しく動いてくれたとき

にこそ訪れます。

 

逆に言えば、

クラブ振り子の原理を理解せず、

力だけで飛ばそうとするスイングには

限界があるということ。

 

まずはクラブをいかに効率的に振るか、

その感覚を身につけながら、

フィジカル強化を図ることが理想です。

私自身も、

ゴルフスイングの原理原則を深く学ぶ中で、

スイングはクラブ振り子を中心とした動きが基本

という考え方を大切にしています。

 

今回のマスターズを通じて改めて感じたのは、

ゴルフの本質とは

クラブの正しい使い方

に尽きるということです。

 

あなたもぜひ、

この原理原則に立ち返り、

自身のゴルフスイングを

見直してみてはいかがでしょうか。

 

そうすると鍛えあげたフィジカルが

スイングに活かせるようになります。

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