怪我をよくしてしまうゴルファーへ 555

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

ゴルフが上手くなるために

プロのスイングを真似て、

頑張って練習はしてるけど

肘や腰、首を痛めたりして

思い通りにゴルフができない、、

柔軟性や筋力がないのかな、、

と 悩んだりしたことはありませんか?

 

 

もしかしたらそれは

柔軟性や筋力がないからではなく、

クラブ本来の動きを無視して

無理矢理カラダでコントロールした

結果かもしれません。

 

 

これはどういうことかというと、

スイング中、クラブに対する

カラダへの負荷(遠心力)は

40〜80kgほどにもなり、

それをスイングのわずか1秒程度で
切り返しからインパクトだと0.3秒ほどで

カラダを意識的に使って

クラブをコントロールすることは

ほとんど不可能だからです。

 

カラダが伸び上がったり、

腰が回らなかったりするのは

“クラブの動き”に対して

カラダが反射的に反応した結果。

 

これは

切り返しのグリップの圧力が

クラブの動きを決めているから

です。

 

そのクラブの動きから伝わった

手の中の察知能力によって

カラダが本能的に動いて

代償動作を生み出しています。

※代償動作:本来の動きを行うのに必要な機能以外の機能で補って動くこと
(ゴルフでいう代償動作は、伸び上がり・手元が高くなる・ハンドレイト・腰が回っていない など)

 

そうでもしないと

カラダへの負担が大きくなって

怪我をしてしまうからなんですね。

 

 

“悪いスイング”というのは

あなたのカラダが優秀でもある証拠。

 

そのため

あなたのカラダが悪い訳ではなく、

あなたのカラダを守ろうとした結果でもあります。

 

なので

プロの動きに近づけるには

カラダの動きを変えるのではなく

クラブの動き(クラブにかける力のかけ方)を

手の中で変えること

が大切です。

 

そして

クラブの振り子運動を

手で崩さないように調整することで

結果的にカラダへの負担が少ないスイング、

プロのようなスイングへと導いてくれます。

 

 

まとめると、

多くのゴルファーが怪我をするのは

① クラブの振り子運動を手の中で崩した結果

悪いスイング(悪っぽい動き)になる。

③ その悪いスイング(代償動作)を直そうとして

“カラダの動き”を無理やり直そうとした結果
( “クラブの動き”を直すのでなく、)

⑤ カラダへの負担が大きくなって

⑥ 関節に炎症を起こし、怪我をする。

ということです。

 

ですので

クラブが本来通りたいところを

通してあげるように促すことが

怪我を根本から予防・改善する道筋となります。

 

ちなみに下記の動画は

そういった“クラブの動き”を活かす

スイング解説にもなりますので

参考にしてみてください↓

 

ついでに言うと、

カラダはクラブが通りたい道を

通りやすくするためのバランサーであり、

その道をスピーディーに駆け抜ける

エンジン(パワー)にもなってきます。

 

なので手の教育ができた上で(これがスイングの土台

フィジカルを高めることが大切なんですね。

 

関連記事

  1. ゴルフを生涯楽しむために、筋トレによる尿酸値上昇の防止策 6…

お問い合わせ

お問い合わせは下記のフォームより
宜しくお願いいたします。

”お問い合わせ”

プロフィール

purof.jpg

小岡 洋天(こおか ひろたか)

詳しいプロフィール
  1. 2024.10.27

    『本当の目的』を持って練習していますか? 621

  2. 2024.10.20

    ラウンド中、余計なことを考えない秘訣 620

  3. 2024.10.13

    ゴルフレッスンの多くは『天動説』が前提かも 619

  4. 2024.10.06

    スイングの二つの振り子、どちらを主役にしていますか? 6…

  5. 2024.09.29

    スイングが変わらない根本原因 617