トレーニング後のクールダウン 281

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。

 

 

みなさんはラウンド後、クールダウンをしていますか?

もちろんラウンド後だけでなく、練習した後やトレーニング後にもクールダウンをすることはとても大切です。

 

なぜ大切なのかというと運動した後は神経が興奮した状態なんですね。

そうすると“緊張”という脳からの刺激によって筋肉が少しずつ硬くなってしまうんです。

なのでできるだけ運動やトレーニングをしたあとは脳からの筋肉の緊張をとることが大切になります。

 

ではどのように“緊張”をとっていくのか?

それは呼吸振動がポイントになります。

 

一般的なクールダウンのイメージは筋肉を伸ばすストレッチが思い浮かびます。

しかしそれだけでは脳からの緊張をとることはできません。

それは緊張している筋肉を伸ばすだけでは緊張がとれないからです。

 

大切なのは脳からの緊張をONからOFFにすることです。

そのためには運動によって興奮した神経(交感神経)を減らし、

リラックスする神経(副交感神経)を増やすことが重要になります。

 

ここで先ほどのポイントとしてあげた呼吸が必要になってきます。

人の脳は意識だけで自律神経を調節することは難しいので、呼吸法を使って自律神経を調節しなければいけません。

 

 

よく成功者といわれる人達は瞑想をして呼吸を整えます。

これはカラダの緊張をとることによって思考を整理することができるからです。

 

もちろんクールダウンで瞑想しろと言っているわけではありません。

大切なのは脳からの緊張をとることなので

わざわざ瞑想しなくても呼吸法で調節が可能なのです。

 

ではどのように呼吸をするのか?

やり方は大きく空気を吸って

“ゆっく〜り”息を吐くことです。

 

吸うのを1とすれば、吐くのは3ぐらいの長さです。

 

この吐く時に自律神経が副交感神経優位に働いてくれます。

そうすると興奮していた神経がOFFになるのです。

 

できれば仰向けに寝て、リラックスした状態でおこなうのがベストです。

立ったままでもいいのですが、寝た状態の方が筋肉は緩みやすくなります。

 

回数はそんなに意識しなくても大丈夫です。

あなたが「カラダの緊張がとれてきたな〜」と感じるまでしていただくのが大切です。

回数にとらわれずあなたのカラダの“感覚”を感じてください。

 

そしてそれができたら筋肉を揺らして振動することをお奨めします。

筋肉を伸ばすよりも振動した方が筋肉の緊張がとれやすいからです。

 

たとえば仰向けで寝ている状態だと、膝を立てて両膝を左右に揺すればふくらはぎ、太ももの筋肉が揺れて筋肉が緩みます。

また上半身をクネクネさせてカラダ全身を揺すっても効果的です。

あなたがカラダを揺らして『気持ちいい』と感じることをしましょう。

そうすると脳が“快”だと判断して副交感神経がより刺激されるはずです。

 

 

他にもあなたにあったクールダウンを見つけてくださいね。

間違っても痛みがあることはしないでください。

脳が“不快”だと感じると交感神経が刺激されてより筋肉は硬くなってしまいますから。

 

それでは失礼します。

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