オリンピックゴルフの歴史、知られざるエピソード 610

こんにちは

オリンピックで寝不足気味の 小岡 です。

 

ゴルフ、見応えありましたね。

特に男子の最終日は目が離せませんでした。

 

ジョンラームが一時2位と4打差まで広げて

このまま一人旅かなと思いましたが、

やっぱりゴルフは何が起こるかわかりません。

 

バックナインでは

シェフラーの怒涛の追い上げ、

フリートウッドの粘り強さ、

そして松山英樹の集中力。

 

こんなに面白いゴルフを見たのは久しぶりです。

 

最後は世界ナンバーワンの執念を見せて

シェフラーが金メダルを取りましたが、

松山の銅メダルも本当に感動しました。

 

やっぱり世界の英樹ですね。

銅メダルおめでとうございます!

さて、そんな盛り上がりを見せるオリンピック。

 

ゴルフが競技として復活したのは

2016年のリオオリンピックでしたね。

 

それまで112年間開催されずにいました。

 

少し気になってゴルフの歴史を調べてみると、

1900年のパリオリンピックで

初めてゴルフが採用されていました。

 

この大会では、

男女の個人戦が行われ、

男子の金メダルはアメリカのチャールズ・サンズ

女子の金メダルは同じくアメリカの

マーガレット・アボットが獲得。

 

興味深いのが、

マーガレット・アボットが

オリンピックで金メダルを獲得したことを

生涯知らずに過ごしたということです。

 

彼女は大会が

オリンピックの一部であることを知らずに

同じ年に行われたパリ万博の

関連行事だと思っていました。

 

金メダルを獲得したという事実が

家族に知らされるのは、

彼女の死後数十年が経ってからです。

 

オリンピック委員のポーラ・ウェルチが

ゴルファーに関する研究で

マーガレットとオリンピックを結びつけるまで、

彼女が勝利していたことに

誰も気がつかなかったのです。

 

それまで

オリンピック競技としての位置付けが

とても曖昧だったんですね。

 

ちなみに、

当時のマーガレットの写真はこちらです↓

かなりファッショナブルですね。

 

ハンデは2だったみたいで、

この大会以外でも好成績をおさめた

名プレイヤーです。

 

当時こんな動きにくそうな服を着ていても

ゴルフができるということは

スイングは身体ではなく

クラブをメインで動かすもの

だと物語っているように感じます。

 

あくまで身体は

クラブの動きによってバランスを取るもの

いわば バランサー ということですね。

オリンピックのゴルフの歴史を知ることで、

ゴルフの新たな一面を発見できるのは面白いです。

 

皆さんもこのエピソードを通じて、

ゴルフをより深く楽しんでください。

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小岡 洋天(こおか ひろたか)

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