こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
「年齢のせいで、もう体が回らないんですよ」
これは、40代以降のゴルファーの方から
本当によく聞く言葉です。
・昔のようにトップで深く捻転できない
・ダウンで体が突っ込んでしまう
・フォローで振り抜けない
「若い頃はもっと回ってた気がするのになあ…」と、
年齢や体力の衰えに落ち込む方も少なくありません。
でも、そんな方に私がよくお伝えするのは——
「回そうとしなくても、飛ばせますよ」
「え?」と驚かれることが多いのですが、
これは事実です。
実際、私の元に来られるゴルファーの中には、
・腰痛や股関節に制限がある方
・胸椎の可動域が狭くなっている方
・上半身がガチガチに硬い方
がたくさんいらっしゃいます。
それでも「飛ばすコツ」を掴んだ瞬間に、
20〜30ヤード飛距離が伸びる方も珍しくありません。
なぜ、そんなことが起きるのか?
答えは「体の可動域」だけではなく…
クラブの動きを邪魔しないこと。
飛ばない人の多くは、
「体を回さなきゃ」
「もっと捻らなきゃ」と頑張るあまり、
クラブ本来のスムーズで効率的な動きを
自分で止めてしまっているんです。
たとえば——
・トップで肩を無理に回そうとして手首が固まる
・ダウンで体幹が先行しすぎて振り遅れる
・インパクト直前にアーリーリリースしてクラブが走らない
つまり、体は一生懸命動いていても、
クラブがスムーズに流れていない状態に
なっているんですね。
この状態では、
いくら体の可動域を広げても、
ヘッドスピードが上がらず、
飛距離は伸びません。
逆に、体が多少回らなくても——
「クラブの動き」を感じられれば飛びます。
ここが今回の“意外なポイント”です。
クラブという道具は、
その構造をうまく使えば、
勝手に飛ぶようにできています。
大切なのは、
「頑張って振る」ことではなく、
“クラブの効率的な動きに自分がついていく”
感覚を掴むこと。
そのためには、
たとえばこんな意識が役立ちます↓
✅ 体の動きよりも、クラブの動きを感じる
✅ 腕で上げずに、クラブの重さで自然に上げる
✅ フォローは“振り抜く”というより、クラブについていく感覚で
これらはすべて、
“脱・頑張り”のための感覚づくりです。
まとめ:回そうとしなくても飛ばせる時代へ
これからの時代、
年齢に逆らって無理に体を動かすのではなく、
道具(クラブ)を活かして飛ばすゴルフが
主流になっていくと私は考えています。
・体が回らなくても
・筋力が衰えていても
クラブの動きを感じて、邪魔をしない。
それだけでも、
あなたの飛距離はまだまだ伸ばせます。
もちろんだからといって、
トレーニングをしなくていいと
いうことではありません。
スイングの土台はあくまで
「クラブの効率的な動き」
にあります。
そこを整えながら
体のフィジカルを高めていくことで、
効率的かつ安全に飛距離アップを
目指すことができます。