こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
先日のリコーカップで
2022年の女子ツアーが終了しました。
終わってみれば山下美夢有プロが
日本人初の年間平均スコア69.97の
60台に到達し、覚醒した一年となりました。
まさに小さな巨人、
来年は海外メジャーの活躍も期待したいですね。
さて今年も女子ツアー選手の
平均スコア上位100人のデータを集計し、
各スタッツが平均スコアと
どれぐらい関係しているのかを計測してみました。
順位結果はこちら↓
*数値は相関係数を表しており、1.0に近づくほど関係性が高いです。
6位 サンドセーブ率 0.250
5位 ドライビングディスタンス 0.313
4位 フェアウェイキープ率 0.380
3位 リカバリー率 0.697
2位 パーオン率 0.754
1位 平均パット数(パーオンのみ)0.798
いかがでしょうか?
上位3つは予想通り
スコアとの関係性が高い数値となっています。
ただ今回注目して頂きたいのは
4位のフェアウェイキープ率なんですね。
去年は0.201と、この6つの中で
スコアとの関係性は最下位でしたが
今年は0.380と
ドライビングディスタンスを抜いて
4位に上がっていました。
またドライバー飛距離とスコアとの関係性は
去年に比べて落ちています。
これはコースセッティングがより厳しくなった
証拠かもしれませんね。
飛距離<(よりも)精度
これは今JLPGAが選手に求めている
“世界基準”なのかもしれません。
(私の仕事の首を絞める結果となりました。笑)
日本で活躍している選手を
世界で勝たせたい、活躍してほしい
という意図があるのかもしれませんね。
ただドライバーの平均飛距離は
240ydと前年より2ydほど伸びていて
飛んでも曲がらない選手が増えてきたことが
データ上わかってきました。
これは各選手のレベルアップはもちろんのこと
道具やフィッティング精度が上がったこと
またトレーニングをする選手が増えたことで
飛距離と精度に繋がったのかもしれません。
年々女子の争いは熾烈になりそうです。
その分、日本人が世界をリードする時代が
近いのかもしれませんね。