こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
今年の男子ツアーが終わりました。
最終戦では
賞金ランキング上位3人の三つ巴で
蟬川選手に軍配が上がりましたが、
賞金王は今季3勝をあげた 中島啓太 選手。
一年を通して
安定した強さを見せてくれましたね。
来年からPGAに参戦ということで
色々な経験を積んで
日本人同士の優勝争いを期待したいです。
さて今年も2023年の男子ツアー、
平均スコアトップ50のデータを下に
ストロークと他のスタッツとの
関係性を調べてみました。
順位結果は以下のようになりましたので
ご覧ください↓
*数値は平均ストローク数との相関係数を表してます。1.0に近いほど関係性が高くなります。
7位 ドライビングディスタンス 0.075
6位 サンドセーブ率 0.092
5位 フェアウェイキープ率 0.289
4位 パー5での2オン率 0.334
3位 平均パット数 0.426
2位 リカバリー率 0.530
1位 パーオン率 0.729
以上です。
ドライバー飛距離はスコアとの関係性が
前年よりも低くなっていました。
こうして見ていくと
ミドルアイアンやロングアイアン、
フェアウェイウッドの精度が
ストロークに大きく関係しているのが明らかです。
ただパー5での2オン率との関係性は
ドライバー飛距離が0.81とかなり高いため、
勝負どころでの飛距離 は
まだまだ大きなアドバンテージになりそうです。
*以下の表は他とのスタッツの相関関係を表しています↓
総合的にみるとプロの場合は
ドライバー飛距離を伸ばそうと考えるよりも
一年を通して戦える体力を身につけて
怪我をしないためのフィジカルを作ること
が 必要とされます。
やはり基礎筋力は付けつつも
ランニング や ダッシュをすることが大切です。
カラダを「スムーズ走れる状態」にしておくことが
怪我をしにくいカラダにも繋がりますからね。
トレーニングをする際も
“ゴルフのためのトレーニング”と考えるよりも
“スムーズに走るためのトレーニング”と考えた方が
結果的にゴルフのパフォーマンスも高く保てます。
もちろん
ゴルフはプレイヤー一人ひとりの
スタイルや能力が異なるスポーツなので、
個々の選手に合った
トレーニングと戦略を練ることが、
最高のパフォーマンスを引き出すために重要です。
ゴルフの楽しみは、
技術の向上だけに留まらず、
体力と精神力の強化にもあります。
皆さんがゴルフのスキルを磨き、
より充実したプレイを楽しめるよう、
これからも全力でサポートしていきます。