【2023年版】女子ツアーの年間成績から学ぶ、プロに求められる能力 583

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

2023年の女子ツアーが終了しました。

 

最後は山下美夢有 選手の大会連覇で

文句なしの年間女王を獲得しましたね。

 

年間平均スコアも69.43と

去年の69.97を更新する成長を見せました。

 

特に注目したいのは、

バンカーショットのサンドセーブ率が

37%から47%へと大幅に上昇したことです。

 

これは、彼女が本当に

隙のないゴルフをするようになった証拠ですね。


さて今年も女子ツアー選手の

平均スコア上位100人のデータを集計し

各スタッツが平均スコアと

どれぐらい関係しているのかを計算してみました↓

順位結果はこちら↓
*数値は相関係数を表しており、1.0に近づくほど関係性が高いです。
*( )内は去年の数値です。

 

6位 サンドセーブ率 0.269(0.250)

5位 ドライビングディスタンス 0.310(0.313)

4位 フェアウェイキープ率 0.394(0.380)

3位 リカバリー率 0.728(0.697)

2位 パーオン率 0.743(0.754)

1位 平均パット数*パーオンのみ 0.812(0.798)

 

以上です。

 

去年とほぼ同じ結果ですね。

 

最も影響が大きいのは、

リカバリー率、パーオン率、

そして平均パット数でした。

 

ただドライバーの平均飛距離は

240.97ydと初めて240ydを突破しました。

 

ほんとうに少しづつですが

年々飛距離が伸びている状況です。

 

ただ

パター、アプローチ、アイアンの精度がないと

プロでは通用しないので

ドライバーで230yd以上飛ぶようになれば

飛距離は二の次かもしれません。

 

飛ばす選手は注目されやすいですが

やはりプロで生きていくためには

飛距離よりも精度が大切ですからね。


もちろん

基礎となる体力も非常に重要ですので、

プロやプロを目指している方は

トレーニングと共に

ダッシュやランニングも

しておいた方がいいでしょう。

 

私も色々なトレーニングを試しましたが

なんだかんだ言ってシンプルに

“走ること” をすると

カラダの調子が良くなって

動きにキレが戻ります。

 

ちなみにあのイチローも

“走ること”を大切にされていました↓


基本的にゴルフは歩くことさえ出来れば

問題なくスイングはできます。

 

しかし、

カラダを走れる状態にしておくことで
(ダッシュできるフィジカル)

動きはさらに良くなります。

 

あとは

クラブの重心や振り子の周期を感じ取れる

手の偏差値を上げること 

スイングは勝手にスムーズになります。

 

頑張ってください。

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