こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

ゴルフをされている女性のお客様に

縄跳びの二重跳びを

実施して頂いていたのですが、

（速筋繊維の神経促通のため）

 

以前は二重跳びの最高記録が

１回だったんですね。

 

でもある方法を試すと二重跳びが

６回まで跳べるようになりました。

 

ここで

「なんだ６回かぁ．．．」

と思ったかもしれませんね。

 

でも最初から10回跳べていた人が

30回 40回跳ぶのは意外と簡単です。

 

逆に今までできなかったことが

できるようになるのは

思った以上に難しいことです。

 

これは獣道（人が通れないような道）に

人が通れる道を作るようなものです。

 

元々ある道を

コンクリートで固めて

整備するのは簡単ですが

何もないところから

道を作りあげることはとても大変です。

 

しかし、

ある方法を使うことによって

獣道を効率的に人が通れる道へ

作りあげることができます。

 

良い動作 “ 感覚 ” をつかむには？

その方法が

 

リズム、動き、力の出し方を

擬音語、擬態語

にするということです。

 

以前は縄跳びを

“ピョンピョン”

というイメージで跳んでいたのを

 

“ビュンビュン”　や

“シュッシュッ”

というイメージで跳んでみました。

 

すると今まで１回で終わっていたのが

６回まで記録を伸ばすことができたのです。

 

実はこれ

スポーツオノマトペというのですが

一流選手は無意識的に

リズム、動き、力の出し方を

擬音語、擬態語にして

カラダに覚えこませています。

（ボクシング選手はパンチを打つ時に“シュッシュッ”と息を短く吐いて力を効率的に出せるようにしています）

 

あの長嶋茂雄さんも

擬音語、擬態語を駆使して

バッティング指導をしています。

 

現阪神タイガースの福留選手には

中日時代のスランプ時、

「もっと、こうピシッとしてパーンと打ちなさい」

とアドバイスし、スランプを脱出させたそうです。

 

なんだか嘘みたいな話ですね…（事実）
＊著書『「一流」が使う魔法の言葉』参照

 

文字で書きおこすと、

大したアドバイスに感じられませんが、

この言葉のリズムや声の強弱、切り方で

本来の良い動きの感覚をインストールし、

調子を取り戻したのだと思います。

 

ちなみにハンマー投げの室伏広治さんは

世界一に必要な80mの壁を超えたのは

身体の回転力ではなくリズムだと言っています。

 

恐らくハンマーを投げる際のリズムを

無意識で擬音語、擬態語にして

80mの壁を越えたのではないでしょうか。

 

さらに2018年にベスト10入りを４回果たし、

プロ４年目にして初のシード権を獲得した

女子ゴルファーの 権藤可恋 選手は

テイクバックで “スッ” と上げていたのを

“スーッ” と上げるイメージにしたら

ショットの精度が上がったと語っています。
↓

 

このようにリズム、動き、力の出し方が

どんな擬音語、擬態語になっているのか

あなた自身で確認することはとても大事です。

 

これはトレーニングや

実際にスウィングをするときにも有効に使えます。

 

もしあなたが

ティーチングプロやトレーナーから

レッスンを受けているのであれば

リズム、動き、力の出し方を

擬音語、擬態語で聞いてみてください。

 

もしかしたらあなたの感覚と

少し違うかもしれません。

（全然違うかも…）

 

そしてその感覚を

あなたの脳やカラダにインストールし

理論だけでは分からなかった

リズム、動き、力の出し方を

修得してみてください。

 

これだけでもあなたの 動き や 筋肉への反応 は

大きく変わる可能性があります。

 

 

それでは、失礼します。