50歳を超えたフィル・ミケルソン、なぜ飛距離が落ちないのか?? 542

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

2021年の全米プロで

メジャー最年長優勝記録を

53年ぶりに更新したフィル・ミケルソン。

 

全米プロでの平均飛距離が313.1ヤード。

ブルックス・ケプカが316.7ヤードなので

世界最高峰の舞台でも

飛ばし屋の部類に入ります。

 

そして先日のリブゴルフでは

キャリーで300ヤードを超えていたので

その飛距離は今なお健在と言えるでしょう。

 

今年51歳を迎えるフィル・ミケルソン。

どうしたら50歳を超えてもなお

若手に負けない世界トップクラスの飛距離を

獲得することができるのか。

 

今回はそういったミケルソンの

飛距離の秘密を探っていきたいと思います。

 

 

50歳を超えたフィル・ミケルソン、なぜ飛距離が落ちないのか??

 

ミケルソンの飛距離の秘密は

道具、フィジカル、クラブの使い方

にあります。

 

全米プロで使っていたドライバーは、

長さが制限ギリギリの47.9インチ、

ロフトは5度という特注品。

 

これにより

ボールスピードと打ち出し角を向上させました。

 

 

そしてカラダも

常に万全の状態にするために

トレーニングをしています。

 

ミケルソンはラウンド前に

入念にウォーミングアップを

することでも有名ですよね。

 

クラブハウスの中でトレーニングをして

汗だくになるまで体を作ってから

練習場に向かいます。

 

それから練習場にやってくると、

必ず最初に素振り用の棒を振って

いつもよりもヘッドスピードが出るように

脳のリミッターを外してから

振れるカラダを作り上げます。

 

 

また、クラブの操作の仕方(使い方)にも

飛距離が落ちない秘密があります。

 

というのもミケルソンは

スイングの動きの中で手首を使う比率が

とても大きいんですね。

 

これは身体を使うというよりも

クラブをメインに使っている証拠。

 

なのでカラダが多少衰えたとしても

手首の柔軟性は滅多に落ちないので

手の柔らかさを使ってクラブを

効率的に加速させることができます。

 

*この手の柔らかさを出す方法は下の記事を参考にしてください↓

 

これが結局 クラブを加速させながら

ボールに当たる動きとなって

ハンドファースト、長いインパクゾーン

を 獲得しています。

 

このようにミケルソンが50歳を超えてもなお

世界のトップで活躍しているのは

飛距離に必要な “準備” を徹底して

行なっているからなんです。

 

“勝つ意欲” ではなく

“勝つために準備する意欲” が一流なんですね。

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