ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。
女子ツアープロ屈指の飛ばし屋、渡邊彩香 選手。
彼女のドライバー平均飛距離は266yd、ヘッドスピードは48m/s以上といわれています。
他のツアープロの平均飛距離より20〜30ydも上回っている計算になります。
熱海出身ということもあり、砂浜で走り込みをしてカラダを鍛えていたそうですね。
体格は172㎝65kgと恵まれていますが、それ以外のフィジカル的要素で飛距離の秘密が他にもありそうです。
ということで今回は渡邊 選手の飛距離の秘密を探っていきます。
渡邊彩香 選手の飛距離の秘密
まず渡邊選手のスイングの特長として高いトップからの打下ろしの加速と
インパクトでの左足が少し宙に浮く伸び上がりがあります。
体重移動というよりもインパクトではボールの右側でとらえる、という感じですよね。
そうすることで自然に「べた足」になっています。
ここで渡邊 選手のトレーニングをインターネットで調べてみました。↓
やはり筋トレ、、、していましたね。
スクワットでは最大150kg挙げるそうです。
もちろんスクワットのやり方次第で最大挙上重量は変わりますが、
それでも150kgは凄い...
渡邊選手の最大の武器は脚の最大筋力もさることながら
地面を瞬間的に押すことができる瞬発力だと考えています。
(しつこいようですがスクワット150kg挙げます!)
インパクト付近で左足が宙に浮くぐらいなので、
かなり瞬発力が高いことは想像がつきます。
*インパクトで足が浮くのは飛ばし屋の特長です。
最近ではソニーオープンで優勝したジャスティン・トーマスも同じ特長があります。
この身長でこの脚力...
鬼に金棒ですね。
実際に垂直飛びの能力がどれくらいなのか知りたいところですが、
私は間違いなく(垂直跳びの)能力は高いと確信しています。
なぜかというと、
カラダつきと下半身の筋肉のつき方が陸上の短距離走か幅跳びの選手みたいな脚をしているからです。
陸上の短距離選手はお尻や脚の付け根が太くて膝まわりや足首が細いのが特長ですよね。
これが瞬発力のある選手の筋肉のつき方なのです。
効率的かつ瞬間的に力が出せる選手は骨盤からのパワーを自然に生み出すことができます。
すると骨盤に近い筋肉(お尻や太もものつけ根)が発達してきます。
実際にふくらはぎが太かった人がカラダの使い方を変えて瞬発力重視のトレーニングに変えることでふくらはぎが細くなることもあります。
それぐらいトレーニングによって筋肉のつき方が変わってくるということです。
もちろん渡邊選手は生まれ持ったカラダや身体能力の高さというのもありますが、
筋トレをすることでプラスαの筋力も備わってきています。
おそらく世界の舞台も視野に入れているんでしょうね。
今後の活躍が本当に楽しみな選手の一人です。