ゴルフで身についた“カラダの歪み”を取る方法 369

こんにちは

 

小岡 洋天(こおか ひろたか)です。

 

 

長年、片方のスウィングばかりしていると

カラダに不自然な歪みが出てきます。

 

そしてその歪みが大きくなると

カラダに支障をきたすことがあります。

 

みなさんもゴルフの練習をした後に

腰が痛くなったり、肩が痛くなったり

することはありませんか?

 

それはいつも片側の筋肉ばかりを使いすぎて

カラダのバランスが悪くなってしまうことが原因です。
*もちろんスウィングのやり方にも原因があります。

 

そのため、スウィングでついた歪みは

できるだけ早く直しておいた方がいいでしょう。

 

そのときにストレッチやマッサージなど

筋肉をほぐすことも大切ですが、

それ以上に大切なのが

逆スウィングで素振りをすることです。

 

片方ばかりスウィングして生じた歪みは

シンプルにその反対側の動きを刺激することで

バランスを取ることができます。

 

これはいつも使っている筋肉のストレッチになり、

いつも使わない筋肉のトレーニングにもなるからです。

 

オススメは練習前のウォーミングアップ、

練習後のクールダウンとしてやってみてください。

 

いつも使っていない筋肉を使うので最初は慣れませんが

1ヶ月ほど続けるとあまり違和感なくスウィングをすることができます。

(週2回の練習として)

 

逆スウィングの効果

さて、実は逆スウィングを勧めたのは

カラダの歪みを取るためだけではないんですね。

 

実は逆スウィングをすることによって

カラダの使い方が良くなるからです。

 

これはどういうことかというと

慣れない逆スウィングをすることによって

筋肉を動かす順番を頭で意識しないといけなくなるからです。

 

そして結果的にカラダをどう動かせばスムーズにスウィングができるかを

脳が自動的に考えようとしてくれます。

 

それを繰り返すことで

効率的にスウィングするカラダの動きがつかめるようになり、

いざ効き側でスウィングすると

スムーズな動きをスウィングに落とし込みやすくなります。

 

これは私自身が試してわかったことですが、

効率の良い動きを習得するときは

あえて慣れない逆側の動きをすることで

良い動きの感覚が掴めやすくなります。

 

もちろん逆の動きに慣れるために

少し時間はかかりますが

長期的に考えると怪我の予防にもなり

飛距離アップにも効果的なのです。
*ちなみにプロの試合を観ると
ティーグラウンドで逆素振りをしているプロが結構います。

 

是非トレーニングの一環として取り入れてみてください。

 

 

それでは、失礼します。

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