ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。
ゴルフシーズンに入るとゴルフ大会が数多く開催されます。
この記事を読んでいる方の中にも
今年目標とする大会をいくつか決めている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は目標とする大会に向けてベストコンディションを引き出す調整方法をご案内します。
ここでは大会の2週間前からどういった調整をするのかにフォーカスします。
ベストコンディションを引き出す調整方法
まずベストコンディションという定義として
「身も心も気持ちの良い状態」をつくることだと考えてください。
そしてあなたにとっての「身も心も気持ちのよい状態」とは
どういったことなのかも考えておきましょう。
ここで重要なのが
ベストコンディション=ベストスコアがでるとはかぎらない
ということです。
ゴルフは天候、戦略、戦術、芝のコンディションにも結果が大きく左右されるからです。
大切なのはその大会の環境の中で最高のプレイができたかということです。
結果ではなくラウンドの内容にフォーカスすることです。
その内容をよくするための調整方法だと考えてください。
それでは2週間前に何をするのか?
まずいつものようにゴルフ練習やトレーニングをおこないます。
この時点で調子が良いか悪いか、2つに分けてください。
ここで調子が良い状態と感じれば、練習量をあまり落としすぎないことです。
落としすぎると1週間前になった時点で調子が良くなりすぎることがあるからです。
そうすると大会の3〜4日前から調子が少し落ちてくる傾向にあります。
繰り返しますが2週間前に調子がよければゴルフ練習やトレーニングの強度、量、質を余り落とさないことです。
今までの練習パターンを継続するという形で丁度良いと思います。
そして2日前に完全休養、
前日に軽くボールを打つなり、素振りするなりしてあなたにとっての良いフィーリングを確認する程度にしておきましょう。
そうすると大会では身も心も気持ちの良い状態でのぞめると思います。
次に2週間前に調子が悪いと感じた場合はどうしたらいいでしょうか?
私は調子が悪い場合はまずゴルフ練習やトレーニングの強度、量を落とします。
そして10日前過ぎても調子が上がらない、変わらない場合はさらに強度、量を落とします。
最終的には完全休養を数日とります。
結局調子が悪いということはカラダが自分の思い通りの動き、
力を発揮することができていないということです。
ということはカラダを休ませる方向に持っていった方がいいということです。
あとはイメージトレーニングやあなたにとって良いフィーリングを感じる素振りをおこないます。
これは「気持ちいい」という感覚を脳やカラダに覚え込ませることです。
要は身体的疲労、精神的ストレスなどのマイナス要因をとることです。
一番いけないのは調子が悪いからといって練習量を増やすことです。
これは悪いイメージを脳やカラダに覚え込ましているだけになります。
なので、スイングのフィーリングが悪ければスイングをやらないことです。
このようにしていかにマイナス要因を取り除くかを考えた方が良い状態に持っていけるのです。
最後に
私は大会の2週間前はいかに良いイメージをつくるかが重要だと考えています。
上記にあげた調整方法も取り入れながら、同時に過去の成功体験も記憶から掘り起こすことをお奨めします。
そうすることによってより強固に良いイメージが脳にも記憶されることになります。
結局スポーツは脳からの刺激によってカラダをコントロールします。
そのコントロール源の脳にいかに良いイメージを持たせたり、記憶させるかがコンディションを最高の状態に持っていく根本的な方法になるわけです。
少し、メンタル的な話が多くなりましたが結局一言でいってしまうと
「良いイメージを持つ」ということに尽きます。
良いイメージを持つことでカラダのコンディションも良くなってくるということです。