こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
ゴルフが上手くなるために
プロのスイングを真似て、
頑張って練習はしてるけど
肘や腰、首を痛めたりして
思い通りにゴルフができない、、
柔軟性や筋力がないのかな、、
と 悩んだりしたことはありませんか?
もしかしたらそれは
柔軟性や筋力がないからではなく、
クラブ本来の動きを無視して
無理矢理カラダでコントロールした
結果かもしれません。
これはどういうことかというと、
スイング中、クラブに対する
カラダへの負荷(遠心力)は
40〜80kgほどにもなり、
それをスイングのわずか1秒程度で
(切り返しからインパクトだと0.3秒ほどで)
カラダを意識的に使って
クラブをコントロールすることは
ほとんど不可能だからです。
カラダが伸び上がったり、
腰が回らなかったりするのは
“クラブの動き”に対して
カラダが反射的に反応した結果。
これは
切り返しのグリップの圧力が
クラブの動きを決めているから
です。
そのクラブの動きから伝わった
手の中の察知能力によって
カラダが本能的に動いて
代償動作を生み出しています。
※代償動作:本来の動きを行うのに必要な機能以外の機能で補って動くこと
(ゴルフでいう代償動作は、伸び上がり・手元が高くなる・ハンドレイト・腰が回っていない など)
そうでもしないと
カラダへの負担が大きくなって
怪我をしてしまうからなんですね。
“悪いスイング”というのは
あなたのカラダが優秀でもある証拠。
そのため
あなたのカラダが悪い訳ではなく、
あなたのカラダを守ろうとした結果でもあります。
なので
プロの動きに近づけるには
カラダの動きを変えるのではなく
クラブの動き(クラブにかける力のかけ方)を
手の中で変えること
が大切です。
そして
クラブの振り子運動を
手で崩さないように調整することで
結果的にカラダへの負担が少ないスイング、
プロのようなスイングへと導いてくれます。
まとめると、
多くのゴルファーが怪我をするのは
① クラブの振り子運動を手の中で崩した結果
② 悪いスイング(悪っぽい動き)になる。
③ その悪いスイング(代償動作)を直そうとして
④ “カラダの動き”を無理やり直そうとした結果
( “クラブの動き”を直すのでなく、)
⑤ カラダへの負担が大きくなって
⑥ 関節に炎症を起こし、怪我をする。
ということです。
ですので
クラブが本来通りたいところを
通してあげるように促すことが
怪我を根本から予防・改善する道筋となります。
ちなみに下記の動画は
そういった“クラブの動き”を活かす
スイング解説にもなりますので
参考にしてみてください↓
ついでに言うと、
カラダはクラブが通りたい道を
通りやすくするためのバランサーであり、
その道をスピーディーに駆け抜ける
エンジン(パワー)にもなってきます。
なので手の教育ができた上で(これがスイングの土台)
フィジカルを高めることが大切なんですね。