ゴルフを生涯楽しむために、筋トレによる尿酸値上昇の防止策 601

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

今まで筋トレに対する

メリットを紹介してきましたが、

今回は少し角度を変えて

筋トレに関する ある デミリット

「筋トレと尿酸値の関係」について、

深堀りしていきたいと思います。

まずこのテーマを取り上げたきっかけは、

生徒さんから健康診断で尿酸値が高かったという

相談を受けたことです。

 

その原因を色々と調べていく中で

筋トレが関係しているかもしれないと感じ、

この情報を共有しようと思いました。

 

筋トレは多くの健康やゴルフに対する

メリットをもたらしますが、

弊害もあることも踏まえた上で

トレーニングに励んで頂ければと思います。

ではいきましょう。

 

まず「尿酸値」というのは、

私たちの血液中にある

”尿酸の濃度”を示しています。

 

尿酸は

細胞をリフォームするのに必要な物質で

体の中の炎症を抑える効果

もある大切な物なんですね。

 

ただ

正常な範囲であれば問題ありませんが、

この尿酸値が高くなりすぎると、

痛風になる可能性があるので注意が必要です。

ではなぜ筋トレをすると

尿酸値が高くなりやすいのか?

 

私たちが筋トレをすると、

筋肉は少しずつ壊れていきますよね。

 

そして、それを修復することで、

筋肉はさらに大きく 強くなろうとします。

 

この過程を超回復と言うのですが、

このとき壊れた筋肉から

プリンヌクレオチドと言う物質が排出し

それが分解されて尿酸になります。

 

なので筋トレを急激に行うと、

尿酸値が高くなることがあるんですね。

ではどうすれば

この尿酸値を抑えることができるのか??

 

方法は色々とあるのですが、

今回はトレーニング中にできることを紹介します。

 

まず一つ目は

水分をしっかり取ること

 

これはシンプルに水分を多く摂ると

多くなりすぎた尿酸が

外に排出されやすくなるからです。

 

一日2~3ℓ摂るのがいいと言われてますが、

私の感覚では少しでも喉に渇きを感じると

しっかり摂るようにしています。

 

一般的に知られていることですが、

その効果は本当に高いので

水分をしっかり摂るのは

習慣にしていきましょう。

 

 

二つ目は

トレーニングの強度を

“少し”ずつ上げていくこと

 

この“少し”というのは

トレーニングの頻度や量、

重量、回数、セット数、インターバルの長さ

を表しています。

 

急激に負荷が高くなると

尿酸値が一気に高くなる可能性があるので、

あくまでも“少しの変化”を意識して

体を徐々に慣らしていくことが重要です。

 

目安は次の日に疲れが残る、眠気が強い

体に負担がかかり過ぎている可能性があるので

その時は何かしらの負荷を減らすように

調整してみてください。

以上、

筋トレと尿酸値について解説してきました。

 

最初にも触れましたが、

尿酸値が高いからといって

筋トレをしたらダメと言うわけでなく、

適切にトレーニングをすることで

尿酸値の上昇というデメリットを

最小限に抑えることができます。

 

健康的な体を維持するためにも

メリットとデメリットをしっかり把握し、

無理のない範囲で

トレーニングを続けていきましょう。

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