体幹が使えないから飛ばない⁉︎それって本当? 615

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

ゴルフでは「体幹が大事だ」

という話をよく耳にすると思います。

 

そのため、

「体幹が弱いからスイングが悪い」

「体幹が使えないから飛ばない」

と感じている方も多いかもしれません。

 

なので、今回は

この「体幹」に関する一般的な誤解について

お話ししたいと思います。

体幹が使えないから飛ばない⁉︎それ本当⁇


まず結論から言うと

体幹が弱いから

スイングが悪い、

体幹が使えないから

飛ばないわけではありません。

 

実際には

クラブを正しく使えないから

スイングが悪くなり、飛ばない、

と言うことが起こります。

 

そして

クラブを正しく使った結果として

自然と体幹も正しく使われるようになるのです。

 

なので

一般的な体幹トレーニングが

スイングに活かされるかどうかは

クラブを効率的に使えるかどうか

が、鍵となります。

もしクラブが正しく使われない状態で

体幹を強化したり、体幹を使おうとしても

スイングは良くならず、

飛距離も伸びないのが現実です。

 

なので多くのアマチュアの場合

このクラブの正しい使い方を覚えながら

身体も強化していくことが

飛距離アップには大切になってきます

 

ではこのクラブの正しい使い方とは

どう言うことなのでしょうか?

 

それは

クラブの重心を手の中で感じ取り

グリップ方向に手の中で引っ張り続けること

です。

 

ここで大切なのは、

身体を使ってクラブを引っ張るのではなく

手の中でクラブを引くこと

これはどう言うことかというと、

まずスイングには大きく分けて二つの支点があります。

 

一つは

⚫︎首を支点にした身体の振り子

もう一つは

⚫︎グリップを支点にしたクラブの振り子

です。

先ほど身体を使って引っ張ると言ったのは

首を支点にしたスイングがメイン

になっている状態です。

 

こうなると

グリップでクラブを押さえ込みやすくなり、

グリップを支点にしたクラブの振り子

適切に機能しなくなります

 

逆に

メインとなる支点が

グリップのクラブ振り子になると、

クラブが手首の柔軟性以上に動いた結果として

首を支点にした身体の振り子

自然に行われるようになります

その結果として

体幹を使うスイングではなく、

体幹が使われるスイングになっていきます。

 

もしあなたが

「体幹が弱いからスイングが悪い」

「体幹を使ってないから飛ばない」

と思っているのであれば、

それは体幹の弱さや使い方ではなく、

クラブの正しい動きを

導けてないだけかもしれません。

 

これからのトレーニングでは、

体幹の強化だけに頼ったり

体幹を使おうと意識するのではなく、

クラブの正しい使い方を学び、

その動きを手の感覚に染み込ませることが重要です。

 

その結果、

自然と体幹も使われるようになり、

スイングがプロの動きに近づいて

飛距離も向上していきます。

 

もし今まで

体幹トレーニングにばかり

力を入れていたのであれば、

一度クラブの動きに焦点を当てた

トレーニングを取り入れてみてください。

 

それが、

飛距離アップへの第一歩となります。

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