「プロだからできるんだよなぁ、、」595

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

「プロだからできるんだよなぁ、、」

 

これはかつて

私がいつも思っていたことです。

 

ゴルフ雑誌を読み漁っては

「これだ‼︎」と思い立つと

夜な夜な素振りをしたり、、

色々なプロのレッスンを受けても

一向に上達しない自分がいました。

 

努力と成果が比例しないことに悩み、

雑誌に書いてあるプロのアドバイスや

レッスンプロに言われるたびに

「プロだからできるんだよなぁ、、」

と 心の中で呟いていました。

しかし、今なら分かります!

 

なぜ上手くいかなかったのか。

 

プロとアマのスイングの違いは

根本的に違います。

 

それは

クラブの遠心力(慣性)を効率的に使っているか

の差です。

 

プロは 腕力がない頃から

クラブを振っていたので、

クラブの遠心力を利用しなければ

スイングが出来ませんでした。

 

アマの多くは 腕力がついた頃から

クラブを振ったので、

クラブの遠心力を利用しなくても

スイングが出来ました。

 

なので

クラブの遠心力を

最大限 活用できるように覚えた動き

が プロのスイングなんですね。

そしてその前提でプロは

「腰を回す」「胸を回す」

「肩を回す」「下半身を使う」

と表現しています。

 

正確にはクラブの遠心力を

しっかり活用できるので、

腰、胸、肩は “勝手”に回り、

下半身も “勝手”に使われるのです。

 

そのため “回った”から

“回す”と表現したり、

下半身が“使われた”から

下半身を“使う”と表現していることが

多いんですね。

 

しかし、多くのアマは

ほとんどがクラブの遠心力を

活用しきれていない状態。

 

そこに

無意識で出来るプロとに

食い違いが起きている訳です。

その状態で身体をいくら鍛えても

それが飛距離まで反映されない

というのは当然です。

 

アマが大前提として大切なことは

クラブの遠心力のエネルギーを

しっかり使えるようになること。

 

そして、

クラブの遠心力を最大限に活用しながら

飛距離アップに必要な瞬発力を鍛えていく

と飛距離は効率的に伸びていきます。

 

もしあなたが

「プロだからできるんだよなぁ」

と感じているのなら、

それは言い訳ではなく

スイングの本質にどこかで

気がついているのかもしれませんね。

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