こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

ゴルフの練習をするとき、

多くのゴルファーはさまざまな“意識”を持って

日々努力されていると思います。

 

たとえば、

下半身をこう動かそう

脇を締めよう

トップの位置はこうしよう、など

気をつけることがたくさんあるかもしれません。

 

しかし、

体のいろいろな部分を意識しすぎて、

逆にどうすればいいかわからない…

と言うことはありませんか？

 

そういった方に考えていただきたいのは、

球を打つときに

どこをどれだけ意識しているかということ。

 

特に、

手や手首の感覚を意識している割合と

それ以外の体を意識している割合を

感じてみてください。

手が8で、体が2でしょうか？

手が5で、体も5でしょうか？

 

人によってさまざまだと思いますが、

多くのゴルファーは

手よりも体の意識の割合が多い

のではないでしょうか？

 

もし体の割合が多くて

思ったようなショットが打てていないとすれば、

体ではなく、手の割合を増やす必要があります。

なぜなら、

プロのスイングは

手首を支点にした動きがメインだからです。

 

これはどういうことかと言うと、

スイングは手首を支点としたクラブの振り子と

首を支点とした腕の振り子が組み合わさった、

二つの振り子によって作られています。

ここで重要なのは、

プロは手首を支点とした

クラブの振り子の遠心力を利用し、

首を支点とした腕の振り子がそれに反応して

動いているということです。

しかし、

多くのゴルファーは体の意識が強いため、

首を支点とした腕の振り子をメインにして

スイングを作り上げようとしています。

ターゲットは地面にあるボールですから、

支点はボールに近い

クラブの振り子をメインにスイングした方が

安定するのは明らかですよね。

 

ですので、もしスイングの際に

手よりも体を多く意識している場合は要注意です。

 

あなたは首を支点にした腕の振り子で

スイングを作り上げているかもしれません。

 

そういった場合は、

手を9、体を1に意識したり、

極端に手を10、体を0にしてみても

いいかもしれません。

体の意識が根強い人は、

それくらい大げさに意識を変えて

ちょうど良いと思います。

 

もし今までボディターンや

下半身リードといった意識で

スイングを学んだ方は、

一度手だけの感覚で振り子の素振りをして、

その感覚でボールを打つ練習

をしてみてはいかがでしょうか。

体はあくまでクラブのエネルギーによって動きます。

 

クラブが太陽で、体は地球だと思ってください。

エネルギーが大きい太陽によって地球が動くように、

スイングもまったく同じです。