あなたの体が答えを知っている〜正しいアドレスの見つけ方〜 624
こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
先日、生徒さんから
ある質問をいただきました。
それは、
「アドレスのときの正しい姿勢ってあるんですか?」
というものです。
よく言われるのは、
左肩を少し高くして右肩を低くするとか、
お尻を突き出して股関節に体重を乗せるとか、
そういった内容が一般的かもしれません。
ただ、私の考えでは、アドレスの姿勢は
大きな的を「叩ける体勢」
であるかどうか、だと思っています。
これはどういうことかというと、
プロのスイングはボールを叩く動作
をしているからです。
「叩く動作」として代表的なのが
次のようなものです。
・布団叩き
・剣道の面や胴打ち
・テニスのフォアハンド打ち など
これらは
手首のスナップを効かせて、
棒を加速させながら叩く動き
になります。
また、
木こりがオノで木を切るときも
叩く動きになります。
ここでイメージしていただきたいのが、
もしあなたが木をオノで切るとき、
ゴルフと同じように肩の高さや
股関節の形などを意識するでしょうか?
おそらく、ほとんどの方が
そんな意識で木を切ろうとはしないはずです。
意識しているのは姿勢ではなく、
木を思いっきり叩くことだけですよね。
このように、人間は
大きな的を思いっきり叩こうと
目的意識を持つと、
自然と叩く体勢になる ということです。
しかし、ゴルフでは
小さなボールに対して
小さいフェースに当てなければいけないため、
無意識に「合わせること」
が目的となってしまい、
アドレスでは叩く体勢になりにくい のです。
そこで私がお勧めするのは、
何も考えずにシンプルに
インパクトバッグを思いっきり叩いてみて、
どんな姿勢になるかを試してほしいのです。
そうすると、
自然にあなたにとっての
正しいアドレスの姿勢ができる はずです。
大切なのは、姿勢は自分で作るのではなく、
あなたの本当の目的によって
作られるものだということです。
人間の体は優秀なので、
あなたの目的が正しく定まれば、
それに合わせて体は自然と準備してくれます。
ぜひ試してみてください。
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