こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
“セルフトーク”
この言葉、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
これは
自分との対話のことで、
自分自身にかける言葉のことをいいます。
人間はこのセルフトークによって
自分の能力が決まるともいわれていて、
一日に4〜6万回、
ほぼ無意識に自分に言葉がけをしています。
そして、それが積もりに積もって
「自分とはこういう人間なんだ」
という自己暗示にかけているわけです。
ということはゴルフの練習やラウンド、
またはトレーニングをしているときにも
あなたが自分にどんな言葉をかけているかで
ゴルフの結果が大きく変わるということです。
実はこのセルフトーク、
アメリカの心理学者
シャド・ヘルムステッター博士の研究では、
人間のセルフトークの77%が
ネガティブなものだという結果が出ています。
もしかしたらあなたも
ゴルフの練習やラウンド中、
またはトレーニングのときに
「うわっ、最悪!!」
「なんでダメなんだろう…」
「下手だなぁ〜」
「できない」
「めんどくさい」
と心のなかでつぶやいていないでしょうか?
もしそういったことを多く考えているのなら
あなたは自分の本来の能力に
自分でブレーキをかけていることになります。
それでは同じスウィング技術、
同じトレーニングをしていたとしても
そのセルフトークによって
結果は大きく変わる原因にもなってしまうのです。
では実際にどのようにセルフトークを変えていけばいいのか?
よくあるのがポジティブな言葉を自分にかけることです。
これはこれで有効な場合はありますが、
できれば自然にポジティブなセルフトークが
出てくるようにしたいですよね。
ポジティブなセルフトークを作り出すために
ポジティブなセルフトークを作り出すには
成功体験を思い出すこと、
そして小さな成功体験を積み上げることです。
ただし、ただの成功体験でなく、
失敗から立ち直った成功体験です。
ティーショットでバンカーに入ったけど
そこからパーオンすることができた。
池に入ったけど、ボギーで抑えることができた。
トレーニングのとき体調が良くなかったけど
目標のメニューをこなすことができた、など
小さなリカバリー経験を積み上げ、
思い返すことが大切です。
そのことであなたの中に
「私は失敗しても大丈夫!」
「私は挽回できる!」
というセルフトークが芽生え始めます。
これがカラダの緊張を取り
スムーズなスウィングを作りあげるのです。
あなたはもしかしたら
強引にポジティブに考えようとしていませんか?
しかし、
それが行き過ぎると完璧主義になりすぎて
ここ一番のところでミスが怖くなり、
カラダが硬くなる傾向にあります。
それを防ぐためにも
あなたが失敗から立ち直った経験を意識して
積み上げていくことが大切です。
その積み重ねが
本当に強いあなたを作り上げてくれます。
そしてそれが出来てくると他人からは
何が起きても動じない
『不屈の精神』を持っているあなたに見えてきます。
そして勝つ人、勝負強い人というのは
決まってこういった積み上げをしている人だと思います。
それでは、失礼します。