飛距離アップの考え方

ゴルフ飛距離は主にヘッドスピードとミート率で決まります。

ミート率はスウィング技術の要素が多くを占めているので、
レッスンプロからスウィング技術を学ぶ必要があります。

しかしヘッドスピードは、効率的な動き、瞬発力、柔軟性が土台となります。

ただ、トレーニングでヘッドスピードを向上させるためには、単純な筋トレだけでは不十分で
脳のリミッターの役割を理解し、これを解放するトレーニング が鍵となります。

ここで車の例を挙げてみましょう。

ヘッドスピードをアクセルの踏み込み具合、
脳のリミッターをブレーキとしてイメージしてください。

アクセルをもっと深く踏むことで車は速く走りますが、
同時にブレーキがかかっていれば、その加速をフルに発揮できません。

脳のリミッターとは、ボールを打つ際に、
脳が筋肉に対してかけている実際の”ブレーキ”のようなものです。

これは
「この大きさのボールならこの力で十分」
「この小さいボールに、小さいフェースで合わせなければいけない」
という制約から来ており、
筋トレだけでは飛距離を伸ばすのが難しい主な理由の一つです。

最も重要なのは、筋力や瞬発力、柔軟性を上げるだけでなく、
その力を実際のスウィングで最大限に活かすこと。

そのためには、この“ブレーキ”を解除し、
アクセルをフルオープンにする必要があります。

ポイントをまとめると、
1.スウィングの土台である、効率的な動き、瞬発力、柔軟性を正しく向上させること。
2.向上したフィジカルを最大限活かすため、脳のリミッターを外すこと

これらのステップを踏むことで、飛距離を大きく伸ばすことができます。

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小岡 洋天(こおか ひろたか)

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