大きく飛距離アップするための“三つの壁” 656

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

自己流でトレーニングしているけど限界を感じる…

頑張ってるのに飛距離が伸びない…

 

そんな思いを抱えながら、

このブログを読んでくださっている方も

多いのではないでしょうか?

 

今回は、

飛距離アップを本気で目指すうえで、

多くの方が直面する「三つの壁

についてお話しします。

 

もしあなたが今、

なかなか飛距離が伸びない

自分なりに努力してるのに結果が出ない

と感じているとしたら、、

 

その原因は、

この“三つの壁”

ぶつかっているからかもしれません。

【第一の壁】「合わせる」から「叩く」への動作変換


これは、

私が日頃のレッスンやブログでも

繰り返しお伝えしている、

最も重要な課題のひとつです。

 

プロのスイングを見ると、

切り返しからグリップエンド方向にクラブを引き

ハンドファーストの状態でインパクトを迎えています

 

これは、まさに“叩く”動作です。

 

一方で、

多くのアマチュアゴルファーは

切り返しでクラブを引けず

インパクトで“合わせる”動作

なってしまっています

 

いわゆる「すくい打ち」です。

 

この動作の違いが、

飛距離に大きな差を生み出す

要因となっています。

 

振り子素振りインパクトバッグなどを

使って改善を図っても、

いざボールを前にすると

飛ばしたい欲求」が勝って、

元の合わせる動作に戻ってしまう…。

 

そんなケースを何度も見てきました。

 

だからこそ、

スイング中のどの瞬間で

“合わせよう”としているのかを見極め

改善していく必要があります

 

この“叩けるスイング”を

本番でも実行できるようになること

それが飛距離アップのための

【第一の壁】です。

 

【第二の壁】脳のリミッターを外す


スイングを速くする、

つまりクラブを速く振るためには、

筋力や瞬発力ももちろん重要ですが、

それ以上に大きな影響を与えるのが

脳のリミッター」です。

 

人間の脳や身体は、

無意識のうちに“自分を守ろう”とします。

 

限界以上の出力を出すと

ケガのリスクがあると判断すれば、

脳が“セーブ”をかけてしまう。

 

その結果、

本来出せるはずのパワーを、

自分で抑えてしまっていることもあるのです。

 

これを外すには、

「120%の力を出そう」とする意識

が必要です。

 

軽い棒、少し重いクラブ、

遠心力やしなりを活用できる道具など、

さまざまな負荷や刺激を使いながら、

脳に“限界を錯覚させる”トレーニング

を行っていきます。

 

この過程を通して、

実際のクラブでも

スピードを出せるように調整していく。

これが飛距離アップの【第二の壁】です。

 

【第三の壁】継続する力を身につける


そして、

最も多くの人が乗り越えられない

【第三の壁】が「継続」です。

 

瞬間的に飛距離が伸びたとしても、

それを維持するには―

基礎筋力、瞬発力、柔軟性といった

“身体の土台作り”が欠かせません。

 

しかし、これらは

一朝一夕で身につくものではありません。

 

たとえば、

ストレッチをした直後は

柔らかくなったように感じても、

やめれば元通り。

 

筋力も、10日以上空くと

維持すら難しいのが現実です。

 

だからこそ必要なのが、

トレーニングを楽しみながら、続けること

なんです。

一気に結果を求めると、

焦りや疲れから挫折しやすくなります。

 

私が今まで見てきた中で、

長く成果を上げ続けている方の共通点は、

小さな変化や進歩に喜びを見つけられる人

です。

 

たとえば、

・〇〇をすると少しヘッドスピードが上がった

・以前より軽く振っているのに飛距離が出た

・体の動きがスムーズになってきた

そういった小さな変化を大切にしていくことで、

気づけば大きな成果につながっていきます。

 

最後に:結果は「過程を楽しめた人」のところにやってくる


飛距離アップを本気で目指すなら、

この三つの壁を乗り越える必要があります。

 

①「合わせる」スイングから「叩く」スイングへの転換

② 脳のリミッター解除によるスピードアップ

③ 少しの変化と少しの進歩を感じとる感性

 

この順番で、ひとつずつ取り組んでいけば、

あなたの飛距離は確実に変わっていきます。

 

そして、もし今、

「すぐに結果が欲しい」と思っているなら、

その結果の“過程”をどう楽しむか

にフォーカスしてみてください。

 

その工夫こそが、

あなたの最大飛距離を引き出してくれます。

まずは、できるところから始めてみませんか?

 

もし、「変わりたい」と感じたなら、

まずは簡単で小さな行動から始めてみてください。

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