ゾーンに入るための6つの習慣 238

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。

 

 

ゾーンに入ると、人は自分の持つ力のすべてを発揮できるように感じ、実際に最高のパフォーマンスをすることができます。

ゾーンに入ったゴルファーはまったく別次元のゴルフをし、その結果それまでのベストスコアをはるかに上回るラウンドが可能になります。

 

過去にスーパープレーを連発したタイガー・ウッズ、

全英オープンで最小スコアをたたき出したヘンリック・ステンソン(2016年)、

世界最小スコア55を出したライン・ギブソン(2014年)がゾーンに入っていたことはいうまでもありません。

当時26歳だったギブソンは「いったい何が起きたか、自分でもちょっと...」と戸惑うぐらいでした。

もはや自分でもなぜこうなっているかがわからない状態のようです。

 

そこで今回はゾーンに入るためには何を意識すればいいか、

またゾーンとはどういった状態なのかを考えていきます。

 

 

ゾーンの特長

まずゾーンに入っている時の特長をみていきましょう。

 

下記にて今までゾーンに入った選手が感じた共通の特長をあげてみました。

・時間の流れが遅く感じるが、時間が経つのが速い。

・あらゆることが自分のコントロール下にあるような気がする。

・クラブとの一体感(クラブがカラダの一部だという感覚)

・一点に集中しているけど周りのことも鮮明に意識できる

・周りの目が気にならなくなる

いかがですか?

もしこういった状態があなたにもおこっていたのであれば

その時はゾーンに入っていたのかもしれません。

 

そして、この中で特に多かったのが

時間の流れが遅く感じたというところです。

 

 

これは精神的にも最高に落ち着いている状態で、

この感覚になったときにはゾーンに入っているか、

ゾーンに近い状態だと思ってもいいかもしれません。

 

ゾーンに入る習慣

それでは実際にゾーンに入った選手がどんな習慣をしていたのか

下記にて共通する習慣をあげてみました。

・結果ではなく過程にフォーカス

・自分への信頼

・行動の根源的な意味づけ

・適切な目標設定

・失敗もまた良し

・感謝の心

 

いかがでしょうか?

あまりに大雑把なので一つ一つ説明していきますね。

 

まず1つ目が『結果ではなく過程にフォーカス』です。

 

 

プロの世界は結果がすべてですから結果を求めることは当然と言えば当然です。

しかし、ゴルフはベストショットをしたからいって結果もベストだとはかぎりません。

急に風が変わったりして運も結果に左右されるからです。

なのでいちいち結果にこだわっていては自分を見失ってしまうのです。

そこでゾーンに入る選手は結果ではなく過程にフォーカスします。

そうすることでポジティブな気持ちになることができるのです。

 

例えば”練習で頭を上げない”ということを目標にしていれば

ショットが悪くても自分にOKが出せるのです。

ましてやショットも良ければもっと最高ですよね。

 

こうして自分に対していいイメージを持つことが重要なのです。

 

 

2つ目は『自分への信頼』です。

 

 

これは

自分にはできる。

達成できる。

上手くいく。

と、心の底から思っているか?

ということです。

 

どんなに表向きにポジティブな言葉を使ったとしても

心のどこかで

「自分にはできないかも」

と思っていたとしたら上手くいく確率が低くなります。

 

過去、プロバスケットボールのヘッドコーチだったドック・リバースは、

選手に自信(自分への信頼)を持たせることこそが、勝つ秘訣だと断言しています。

その証拠に彼が率いた2008年のセルティックスは66勝16敗の好成績を収め、

NBAチャンピオンにもなっています。

もちろんバスケットボールだけでなくゴルフでも、

自信は勝つための最高の心の力だと私は考えています。

 

それでは実際に自分への信頼を強化するためにはどうすればいいのか?

 

その一つに私は日記を書くことをお勧めしています。

 

しかしただ単に日記を書くわけではありません。

自分にとって都合のいい解釈

その日の

できたこと

達成したこと

プラスになったことを書くです。

 

ここでやったらいけないことは反省です。

自分にはできるという信頼を作るためには

失敗を脳に刻み込むことはマイナスになるからです。

どうしても反省を書きたい場合は多くても1つだけに止めておきましょう。

 

これは実際にやってもらったらわかるのですが、

書いていくうちにできたこと、

達成したことが多くなってきます。

こうなってきたら自分への信頼が増してきた証拠なのでしめたものです。

 

 

3つ目は『行動の根源的な意味づけ』です。

 

 

これは

なぜあなたはゴルフをするのですか?

という問いに即座に答えられるか?

ということです。

 

例えばタイガー・ウッズはこの問いに対して

「私がゴルフをするのは、私がなれる最高の自分になること、自分の限界に挑戦することに尽きる。

そしてティーアップするのは、すべて勝つためである」

と語っています。

 

こうすることでゴルフに対するモチベーションを明確にすることできます。

こうすることでゴルフに対するいろいろな不安要素が解消されていくことにもなるのです。

 

 

4つ目は『適切な目標設定』です。

 

 

これはパフォーマンスが最も機能するのが程よい目標であって、

現状から目標までの高低差が激しいと脳がシャットダウンしてしまうからです。

 

ゾーンに入るためにはチャレンジと技量の一致が不可欠です。

現在の能力をわずかばかり超えた目標にすることでチャレンジ精神に火がつき、ゾーンに入りやすくなります。

これを「フローのゴールデンルール」とも言われています。

 

 

5つ目は『失敗もまた良し』という考えです。

 

 

これは失敗したとしてもそこから挽回できると思えるか?

ということです。

 

たとえ林の中に打ち込んだり、バンカーに入れたとしても

挽回できると自分自身が感じることが大切です。

そして、そのためには失敗したと感じた後での成功体験が重要。

 

練習のときはティーショットでミスをしたあとの2打目を想定して練習をしてみてください。

このときにできるだけ良いイメージを残すことが大切です。

もし練習ラウンドが可能であればわざとミスショットをしてそこからの挽回を意識した練習に切り替えることもお勧めです。

 

結局は失敗しても大丈夫という気持ちが芽生える練習ができるかどうかということなのですが

それができるとミスへの恐怖に打ち勝つことができます。

 

 

最後は『感謝の心』です。

 

 

これはゾーンに入っているから感謝する心になったのではありません。

感謝の心があったからこそのゾーンなのです。

ゾーンに入った人は共通してこの感謝の言葉をつづっています。

 

感謝をすることによって心は幸せを感じるようになります。

どうもこの幸福感がゾーンに入る大きな要因になっていることは確かなようです。

 

 

以上、ゾーンに入るための6つの習慣を書きました。

こうみていくと全部が特別なことばかりではないですね。

今までこうした方がいいとどこかで習ったような内容ばかりです。

 

結局、私が何をいいたいのかというと

私達は誰でもゾーンに入ることができるということです。

 

もちろん人によってゾーンに入るタイミングや時間は違うと思いますが、

こういったことを地道に繰り返すことで、あなたのパフォーマンスは格段に良くなっていくはずです。

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