こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
ゴルフはメンタルのスポーツと言われてます。
プロの大会を観ていても
優勝を意識しはじめると
急にミスをしてしまう選手や、
一般のゴルファーでも
ベストスコアが出そうになると
急にOBや池に入れてしまうことがあります。
このように
他のことで頭がいっぱいになると
別々の映画を同時に観るようなもので
目の前の一打に集中ができなくなります。
さらにそのことを
「意識したらいけない!」と思うと
それ自体に囚われて
「意識したらダメだ‼︎」で
頭がいっぱいになってしまう。
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2021/11/desperate-gfea9fcd98_640-500x334.jpg)
ではどうすれば
こういった囚われを
解消することができるのか?
このことを紐解くカギは
ジャック・ニクラウスの名言
「自分自身をコントロールすること。それは激情を抑えることではない。激情を自分に起こさせない能力のことだ」
にあります。
“激情”とは
激しく高ぶる感情、
理性で押さえきれない激しい感情のことです。
これは“欲望の強さ”と言い換えれますが、
欲しいもの・欲しい結果があるのに
強い感情が邪魔をしているということです。
実はこの
“感情が邪魔をしている”
と思い込んでいる考えに
落とし穴があって、
“不安になったらいけない”
“怒ったらいけない”
“感情を抑えないといけない”
と思うと
その「いけない」ことに囚われすぎて
目の前のショットに
集中ができなくなるんです。
要は
優勝やベストスコアを意識することも
ネガティブな感情を意識することも
いいも悪いもなく、
その思考に○✖️を付けていることが
問題なんです。
なのでそういった感情が湧き上がってきたら
無理に感じないようにしたり
払い除けようとするのではなく、
ただ事実だけを観察するだけでいいんです。
「優勝を意識したらいけない」
ではなく、事実は
「優勝を意識している“自分”がいる」
「ベストスコアを意識したらいけない」
ではなく、事実は
「ベストスコアを意識している“自分”がいる」
ですよね。
事実だけを見るということは
自分の意味付けに気がついて、
認めて、ただ見つめること。
無理矢理 ポジティブになったり
ネガティブを感じないようにしなくても
いいんです。
不快な思考や感情は
ただ自分の中の一部が騒いでるだけ、
もう一人の冷静な自分を作って
距離を少し取るようにしてください。
そうすると
その不快な思考や感情は
少しづつ気にならなくなります。
![](https://kohkapersonal.com/wp-content/uploads/2021/11/alone-g6db61383b_640-500x309.jpg)
そんなことで??
と思っているあなた。
大切なのは
本番で急にやるのではなく
練習の時からこういったことを意識して
習慣として取り組むことです。
もっというとゴルフだけでなく
日常生活からこういったことを意識すると
その精度は高くなります。
試してみてください。
それでは失礼します。