なぜ“体幹トレーニング”だけでは飛距離が伸びないのか? 658

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの小岡洋天です。

 

最近、体験で来られた方から

こんな質問を受けました。

 

「YouTubeで紹介されていた

トレーニングやストレッチを続けているのに、

飛距離が変わりません…

やり方が悪いんでしょうか?」

 

この質問、実はとても多いんです。

 

そして答えは意外とシンプル。

“クラブを扱う感覚”が身についていないと、

どんなに体を鍛えても

飛距離は伸びにくいんです。

「軸」がある=飛ぶわけじゃない


ゴルフの世界では

「体幹」「軸」「下半身主導」

といった言葉がよく出てきます。

 

もちろん、どれも大切な要素です。

 

でも、実際のスイングを見ると、

“クラブをどう使っているか”

が結果に直結しています。

 

体幹が安定していても、

クラブを

「押しながら使っている」

 

…そんな状態では、

せっかくの筋力も

“空回り”してしまうのです。

 

飛距離が伸びた人の共通点


実際に私のトレーニングに来られた生徒さんたちは、

身体を鍛えながら、

“クラブの扱い方”を変えることで

飛距離を伸ばしてきました。

 

たとえば──

・「クラブが勝手に走る感覚」を覚えた50代男性

・「合わせる」から「叩く動作」へ切り替えた40代の経営者

・「当てにいく意識」から「振り切る意識」になったゴルフ歴20年の方

 

彼らは、トレーニングをしながら、

クラブとの付き合い方を変えたことで

結果を出してきたのです。

 

「クラブを活かす意識」によって身体が活かされる


これが私がレッスンで大切にしている考え方です。

 

「体をどう動かすか?」ではなく、

「クラブをどう活かすか?」を意識する。

 

すると不思議なことに、

勝手に体幹も、下半身も、腕の使い方も

動きが変わってくるんです。

 

体をどうこうしようとする前に、

“道具の扱い方”を見直す。

 

ここが、

安定して飛距離アップすることの

最大の近道になります。

 

まとめ:トレーニングと並行して“クラブ感覚”を


もしあなたが今、

「体幹を鍛えているのに飛ばない…」と感じているなら、

一度“クラブとの付き合い方”を見直してみてください。

 

私のレッスンでは、

体を動かすだけでなく、

“クラブに仕事をさせる感覚”

を掴むことを重要視します。

 

それを行いながら、

必要な筋力や柔軟性を整える。

 

だからこそ、

「飛ばす体」が自然と出来上がっていくのです。

 

ご自身の努力を「正しい方向」へ。

 

この順番を見直すことが

年齢を重ねるごとに大切になってきます。

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