プロとアマのスイングリズムについて 592

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

ゴルフスイングは

リズムが大事だというのは

よく言われますよね。

 

実はこのリズムには

プロに共通していることがあります。

 

それは

「3:1の法則」

 

これはプロが

アドレスからトップまでが「3」

トップからインパクトまでが「1」

の比率でスイングをしていると言う法則です。

一方、アマチュアは

このリズムから離れる傾向にあります。

 

実はこれ

イェール大学の研究チームが

実際にプロとアマのスイング時間を計測して

検証したこともあります。

 

その結果、

プロがほぼ共通して

「3:1」のリズムで

スイングしていることが

明らかになったんですね。

ではなぜプロが

こういった「3:1」のリズムで

スイングをしているのか?

 

ここからは私の考察ですが

プロはクラブの遠心力(慣性)を

効率的に活用しているからだと考えられます。

 

これは腕を使って

力まかせにクラブを振っているのではなく、

クラブが自然に生み出す遠心力を
(手で握ってなかったらクラブが離れていくエネルギー)

最大限に利用しているからです。

 

クラブのエネルギーを

効率的に活用しているので

軽く振っているように見えて

遠くに飛ばすことができるんですね。

 

この遠心力(慣性)を利用したスイングが

物理的に「3:1」のリズムを

生み出しているのだと考えられます。

 

もちろん私は学者ではなので

そういった専門的な計算はできませんが、

クラブエネルギーに関する専門家のデータを見ると

この考えが最も腑に落ちます。

 

最近ゴルフ界で注目されている

「引いて引く」や「振り子運動」を

適切に実施することで

自然とこの「3:1」のリズムになります。

 

また耳で

この「3:1」のリズムを聴けるアプリもあります↓

 

このリズム音に合わせて練習することで

クラブの遠心力を自然と活用することが

できるかもしれませんね。↓

 

「3:1」にするための

アプローチ方法は色々とありますが、

大きく分けて下の↓3パターンかなと考えています。

 

1、連続素振りでクラブを引き続ける「手の感覚」を教育する

2、リズム音を耳で聞きながら「リズム感」を教育する

3、インパクトバックを叩いて「インパクトイメージ」を教育する
=結果クラブを引き続けることができるので「3:1」のリズムになる

 

人によってうまくいきやすいパターンはあるので

色々と試してみて下さい。

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