ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの小岡洋天です。
ウエイトトレーニングというとダンベルやバーベルを持って苦しそうにトレーニングをするイメージがあります。
これはほとんどがボディビルダー的な
“カラダを作るトレーニング”
になっていることが多いです。
筋肉を大きくする
カラダを大きくする
という目的なら問題なくこういったトレーニングが有効ですが、
ゴルフのためのトレーニングだとそうはいきません。
ゴルフは感覚のスポーツです。
ボディビル的なトレーニングは“筋肉に緊張をうながす”動きが基本なので、
それによってカラダの感覚が変わってしまことがあるのです。
特に手の感覚が変わるとスイングのタイミングやリズムが崩れてしまう可能性があります。
そこから悪循環になって怪我をしてしまうことさえあるのです。
そうならないために
またそうさせないように、
筋肉が緊張する動きは極力さけなければなりません。
そのためには
“カラダの感覚を感じとる”
ことです。
トレーニングというと自分でカラダの感覚を感じとる前に
力一杯ダンベルを持ち挙げようとしてしまいます。
これではスムーズに力を出せる姿勢や関節の位置を感じとる前に
非効率なカラダの状態のままで(緊張している状態)動きを覚えてしまいます。
そのためにカラダを動かす前、
またカラダを動かしている最中にも
あなたのカラダがスムーズに動いているかどうか
不快感がないかどうか
というのを感じとることがとても重要なのです。
さらに専門のトレーナーは解剖学を学んでいます。
お客様の感覚だけではなくメカニック的な裏付けが合わさってスムーズな動き、効率的な動きが獲得できるのです。
あの中嶋常幸さんも自身の著書(40歳にしてわかる「理にかなう」ゴルフ)で
『体を動かすときに、いままで以上にその動きを感じとれるようになると、自ずと、自分のクラブヘッドがどこにあって、フェースがどこを向いているかを感じとれるようになるのです。』(一部省略しています)
と語っています。
中嶋さんもゴルフは感覚のスポーツだと言っています。
それほどゴルフは“感じとる”ことがとても重要なのです。
あなたは自分のカラダの感覚をしっかりと感じとれているでしょうか?
力を出すことばかりに意識が偏りすぎるとカラダの感覚が変わってしまいます。
まずは感覚を研ぎすますことです。
*”力を出す神経”(運動神経)よりも”感じとる神経”(感覚神経)の方が神経は多いです。
そこからあなたのカラダは変わっていきます。
それでは失礼します。