こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
「飛ばしたいけど、最近なんとなく体が重くて…」
そんな声をゴルフ場で耳にしませんか?
年齢とともに体力が落ちるのは自然なこと。
でも、最近読んだ一冊の本が、
筋肉の価値を改めて見直す
きっかけになりました。
それが、
『筋ホルモン マイオカインの威力』
(青井 渉・著)
この本で知ったのは、
筋肉は「動かすだけ」で
健康を守るホルモンを出す“臓器”
であるという事実です。
実は600種類以上もある“筋ホルモン”
「マイオカイン」と呼ばれる
筋肉由来のホルモンは、
現在、確認されているだけで
600種類以上。
そのうち、
物質として同定されているのは
わずか50種類ほどにすぎません。
つまり、
筋肉の持つ本当の力は、
まだまだ未知数であり、
これからの健康の鍵を握る存在なのです。
実際、これらのマイオカインは、
・脳機能の維持
・血管・内臓の働きの調整
・免疫力の向上
そして がん予防 まで
非常に広範囲に影響をもたらすことが、
近年の研究でわかってきてます。
運動による「がん予防効果」は、科学的に“確定”済み
とくに注目すべきは、運動が
「大腸がんのリスクを確実に下げる」
という報告。
これは、
世界がん研究基金と
アメリカがん研究協会による合同報告書で、
「確定的な証拠がある」
と明記されています。
“可能性がある”ではなく、
科学的に確定している事実。
つまり、
特別なことをしなくても、
「体を動かすだけ」で
がんのリスクを減らせるということです
「SPARC」というマイオカインがもたらす驚きの力
数あるマイオカインの中でも、
私が特に注目しているのが、
SPARC(スパーク)という物質です。
このSPARCには、
・筋肉の再生促進
・老化細胞の活動を抑える
・がん細胞の増殖をブロック
・骨や血管の若返りをサポート
といった、まさに
アンチエイジング効果の
中心的役割があります。
つまり、
運動によってSPARCを分泌させれば、
「飛ばせる体」だけでなく、
「老けにくい体」も手に入るということです。
ゴルフのためのトレーニングが“最強の健康法”になる
私が提供しているトレーニングでは、
飛距離アップのために、まず
・軽い負荷で神経系を活性化し、
・筋肉が“使える状態”になること
を重視しています。
その結果として、
マイオカインが自然に分泌され、
健康リスクも下げられる。
つまり、
「飛距離」と「健康」の両方を、
効率よく手に入れられるのです。
筋肉は、動かすたびに「利息」を生む資産
筋肉の恩恵は、
見た目やパワーだけではありません。
血管、内臓、肌、脳、免疫。
あらゆる面で、
将来の自分を静かに支えてくれる存在です。
最後に
「飛ばしたい」も、
「健康でいたい」も、
「若々しくいたい」も
どれ一つ、あきらめる必要はありません。
むしろ、飛距離アップをきっかけに、
人生全体のパフォーマンスを高めることができる。
それがゴルフトレーニングの新しい形です。
まずは、1日5分の運動からでも大丈夫。
マイオカインは、あなたの体の中で
確実に反応を始めてくれます。