ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。
リオオリンピックで112年ぶりにゴルフが復活しました。
その記念すべき大会で優勝したのがイギリス代表のジャスティン・ローズ。
ジャスティンは5歳の時に南アフリカからイギリスに移住し、そこでメキメキとゴルフの練習に励みました。
17歳(当時アマチュア)で出場した全英オープンでは4位に入り、世界を驚かせています。
そんな将来を期待されたジャスティンですが、プロになって洗礼を受けます。
なんとプロデビュー戦から17大会連続で予選落ちしているのです。
普通は心折れますよね...
しかしそこから巻き返しを果たし3年後にプロ初優勝。
そしてそこから11年後に悲願のメジャー制覇を果たしています。
酸いも甘いも経験したジャスティン・ローズは今どんな考えでゴルフに臨んでいるのか。
今回はそういったジャスティン流の考えを探っていきます。
ジャスティン・ローズ流の考え
私が好きなCMの一つの中でジャスティンはこう語っています。
(テーラーメイドのCMです)
「僕のキャリアを左右するのは
コース内外を問わない努力だ
大切にしているのは
ヘッドスピード・ミート率・ボール初速・スピン量
何度も吟味する
限界に近づくかは僅かな差だ
手を抜けば先を越され
後手に回る
自分の心のざわめきを抑え
落ち着くこと
何事も型と努力だ
ゴルフスイングも全く同じ
クラブが進化しているのは分かっている
テーラーメイドは安心なんだ
何も諦めることなく進化を手にできる
このトンネルの写真は妻が買った
5年前 家にいたときに
これを見てピンときたんだ
自分の良いゴルフだけがトンネルの中にあり
他の全ての出来事は外にあるんだ
僕流の考えだよ
4日間72ホール完璧に思えたのは
あれが初めてだった
メジャー優勝は僕の夢だった
叶うとまた勝ちたくなる
多くの逆境は
トンネルの外に追いやった
それが自信となり
トップとしての自覚を与えてくれる」
いかがでしょうか?
私は
“自分の良いゴルフだけがトンネルの中にあり
他の全ての出来事は外にある“
“多くの逆境は
トンネルの外に追いやった
それが自信となり
トップとしての自覚を与えてくれる”
という言葉が好きですね。
自分の目的を叶えるために
“逆境”の部分を取り除くことはとても大切です。
これは心の問題もあると思いますが
本当に大切なのは“環境”だと感じています。
感情だけでコントロールするのは難しいんですよね。
人は基本的に怠け者ですから。
しかし人の根幹部分は自己成長を望み、何かを成し遂げることを望んでいます。
そのためにはそうせざる得ない“環境”を自分自身で作ることが重要になってくるのではないでしょうか。(遺伝子レベルでも、環境の変化によって今まで眠っていた遺伝子が目を覚ますのは、科学的にも証明されています)
だからこそ世界のトップ選手としてどうすれば良いのかを経験として分かっているジャスティンの考えはシンプルで的を得ていると思います。
そんなジャンスティン・ローズは惜しくも2017年マスターズでガルシアに破れました。
しかし、その負けを次にいかしてさらに強くなってくると思います。
負けという失敗には次に繋がる成功の芽が潜んでいますからね。
今後の活躍が楽しみです。
それでは失礼します。