こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレナーの 小岡洋天 です。
ゴルフでは多くのプレイヤーが
色々な “壁” に直面しています。
例えば
１００切りや、９０切り、８０切り、
ドライバーの３００ヤード超え、
またはヘッドスピード５０m/sの目標などが
その代表格かもしれません。
そういった“壁”を乗り越えるために
色々と試行錯誤をしているかと思います。
今回は
そういった“壁”を乗り越えるアプローチとして
私の経験を交えながらお話していきます。
“壁”の乗り越え方
私自身も今までに壁を感じつつも
壁を乗り越えられた経験、
逆に乗り越えられなかった経験がありました。
その中で乗り越えることができた時と
乗り越えられなかった時とでは
どんな違いがあったのか。
それは
“自分が感じる” 壁の高さ
にありました。
要するに「いける！」という感覚が
作れるかどうかということ。
もちろん、
この「いける！」という感覚は
最初っから感じていたのではなく、
「いけるの？？」
という半信半疑から徐々に
「もしかしたら、いける？？」
↓
「いけるかも…」「いけそう」
↓
「いける！」
へと変化していきました。
そしてこの気持ちの変化こそが、
壁を乗り越える鍵となります。
ではそのための戦略として
どのようなアプローチがあるのか。
それには大きく分けて
二つの戦略があります。
一つ目が
『小さな進歩戦略』
小さな壁を設定して、
一つずつ乗り越えていく戦略です。
例えば、90切りが難しい場合は、
あえてレディースティーからプレイし、
90切りを達成しながら、
脳に「いけるかも」と
思わせることから始めます。
またヘッドスピードを
50m/s以上にしたい場合は
軽いクラブを使って
50m/s以上のスピードを体感させます。
小さな進歩や成功体験を積み重ねることで、
「いけるかも」という気持ちを育てていく。
そうしていく内に
脳では「いける！」という確信に変わり
最初に定めた”壁”を
乗り越えるようになるんですね。
ちなみにタイガーウッズも小さい頃は
自分なりのパーソナルパーを設定して
アンダーで回っていました。
そうしていく内に
アンダーで回って当たり前だと
深く脳に刻み込んでいったんですね。
このように
あえてハードルを下げて
徐々に目標をクリアしていく方法を
小さな進歩戦略 と言っています。
ではもう一つの戦略は何かというと
『ハードタスク戦略』
です。
これは、
難易度を意図的に高める戦略です。
たとえば、
いつも白ティーからプレイしてるのなら
あえて青ティーからプレイする。
ヘッドスピードを上げたいのなら
いつもより少し重たいクラブで
スイングするなどです。
この方法は、
あえて難易度を高めることで、
“本来の状況”を簡単に感じさせ、
脳に「いけるかも」と
思わせる効果があります。
ただし、この方法は
調子がいい時に適しています。
難易度が高い分だけ
その結果自体は今よりも悪くなりますからね。
調子が悪かったり
元々自信がない時にこの方法をとると
余計に「絶対無理」「絶対いけない」
と なりかねません。
なので私は多くの場合、
一つ目の方法（小さな進歩戦略）を
選択することが多いです。
もちろん
自分の性格を考慮した上で上手に
「いける？？」から「いける！」に
変化させていきましょう。
結局は小さな変化と
小さな進歩を感じられるかが
壁を乗り越える鍵なので、
一歩ずつ、、 いえ、、
半歩ずつ前進して
壁を乗り越えていきましょう！
