ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。
ゴルフ練習場で今日はいまいち調子が悪い
同じようにスイングをしているはずなのにいい球が出ない
といったとき、どうしてもその調子が悪い自分を頭の中で何度もイメージしてしまうものです。
こうなると脳の運動前野や補足運動野が活動し、
より悪いイメージを脳に刻みやすくなります。
これがひどくなるとイップスなどスランプに陥りやすい傾向になります。
ではそんなときはどう対処すればいいのかというと、
難しい本を読むなどして脳への書き込みを邪魔すればいいのです。
イメージすることには、運動野にそれを書き込むプロセスがあるのですが、そのプロセスを邪魔すると書き込みが起こらなくなります。
つまり学習しにくいのです。
ある実験では、運動を実施したあと、
関係のない難しい本を読むグループと、
イメージトレーニンで練習するグループと、
実際に運動して練習するグループとに分かれました。
その後、成績を評価すると、本を読んだグループには上達が見られず、ほかの2つのグループには上達が見られました。
このようにある動作を良くないものとして身体に覚え込ませたくないときは、難しい本を読むなどして脳への書き込みを邪魔すればいいと考えられます。
自分自身のことをマイナスイメージで落としこむのを止めて
プラスイメージができるときにそのイメージを何度も脳に刻み込むと
より調子のいい自分になる確立が高くなります。
すぐにマイナスイメージになりやすい人は常に難しい本を持参しておいた方がいいかもしれないですね。