ラウンド中、余計なことを考えない秘訣 620

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

ラウンド中に、

「左にOBするかもしれない…」

「ダフるかもしれない…」

「池に入れてしまうかもしれない…」

といった不安に呑まれて、

実際にそうなってしまったという

経験はありませんか?

 

実は、私自身もそういった経験がありました。

 

学生時代のラウンド中は、

悪いことばかりが頭をよぎり、

「ミスをしてはいけない」という思いで

頭がいっぱいでした。

もちろん、そんな状況で

良い結果が生まれるはずもありません。

 

絶対にそうしたくないのに、

結果的にそうなってしまう。

 

「ゴルフって難しい…」と、

いつもつぶやいていました。

 

しかし、

ゴルフを難しくしているのは

ゴルフそのものではなく、

自分自身の考え方ではないかと

気づかされた本がありました。

 

それが『インナーゴルフ』という本です。

 

この本では、

頭の中に2人の自分がいるという前提で

話が進められています。

 

一人は、

左はOBだぞ!絶対に入れるな!

ライバルが見てるぞ!

ここは一発かっ飛ばしてやろう

など、ゴルフプレーの

過去のミスを責め

将来のミスに対して警戒し

失敗のたびに怒ったりへこんだりする存在

 

もう一人の自分は、

口うるさい自分に指図されなければ

最高のパフォーマンスを発揮できる

能力の高い自分です。

この本では、

口うるさい自分の妨害を減らし

能力の高い自分をフルに発揮させることが

ゴルフパフォーマンスを高める鍵だと説いています。

 

ここまで読んで、

何となく心当たりがあるのではないでしょうか?

 

そう、ラウンド中に頭の中で聞こえてくるあの声です。

「左にOBするかもしれない…」

「ダフるかもしれない…」

「池に入れてしまうかもしれない…」

その声の対処法を教えてくれるのが、

この『インナーゴルフ』なのです。

 

では、その声をどのように対処すればいいのでしょうか?

 

『インナーゴルフ』では、まず

その厄介な自分を認めることから始めます。

 

そして、

その声に無理に反論するのではなく

ただ冷静に観察することを意識します

 

例えば

「左にOBするかもしれない…」と思っている自分

「ダフるかもしれない…」と考えている自分

「池に入れてしまうかもしれない…」と不安になっている自分

 

というように、

「〇〇」と思う、だけで終わるのでなく、

「〇〇」と考えている”自分”とつぶやき

客観的に距離をとって観察することです。

そうやって

自分を第三者として受け入れることで、

声は次第に弱まり、

能力が自然と発揮されるようになります。

 

これらの方法を実践することで、

ゴルフのパフォーマンスを向上させるだけでなく、

日常生活でもよりリラックスし、

自信を持って行動できるようになります。

 

私自身もこの方法を取り入れることで、

飛距離アップだけでなく、

メンタル面でも大きな変化を感じました。

 

皆さんも自分自身の内面と冷静に向き合い、

より良いパフォーマンスを発揮してください。

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