勝負どころで大事なこと 481

こんにちは

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。

 

 

フィルミケルソンがやってくれました。

 

全米プロ選手権で

メジャー最年長記録となる

50歳 11カ月と7日での優勝です。

 

シニア選手として初めてメジャーを制しました。

 

今後はこういった50歳を超える選手も

フィジカルトレーニングを続けていくことで

活躍していける時代になりそうですね。

 

 

さて今回はこういった

優勝がかかった大事な場面や

追い込まれた状況といった

勝負どころで大事なことを書いていきます。

 

勝負どころで大事なこと

 

勝負どころで大事なこと それは

“冷静な自分を作っておくこと” です。

 

特に大事な試合や

勝敗を決めかねない場面ではなおさらです。

  

他のプレーヤーを見ている時は

「こうすればいいのに…」と

簡単に分かることですが、

いざ自分が当事者になると

冷静に判断ができなくなります。

 

これは練習やトレーニングをしている時でも同じです。

 

練習やトレーニングをする前に

「今日はこういったことを気をつけよう」と思っていても

いざ練習をし始めると

そのことを忘れてしまうことはありませんか?

 

練習やトレーニングでもあるぐらいですから

試合や追い込まれた状況になると

なおさら視界が狭くなるのは当然です。

 

なのでまずは

冷静になれていない自分に気がつくこと

これが重要です。

 

冷静でない自分を観察できるようになって

初めて冷静な自分を作り出すことができるからです。

 

ただし、

冷静でない自分を責めることは

しないでください。

 

冷静でない自分を責めると

それを押し込めようとして

より冷静でいられなくなるからです。

 

大切なのは “一歩引いた視点” で

それ受け入れて認めること。

 

そうすることで自然に

冷静な自分を作り出すことができます。

 

 

最近では東建ホームメイトカップで優勝した

金谷拓実 選手の優勝インタビューが印象的でした。

 

「みんな優勝したいと思うので、そのなかで強い気持ちを持って、冷静な判断もしなきゃいけない。どれだけスマートにプレーできるか意識していた」

 

冷静に試合展開を見ている選手のコメントですね。

 

実際に優勝争いの中、

最終日の17番ホールで

先にティーショットを打つ二人を見て

冷静に風を呼んだ金谷選手だけが

フェアウェイをキープし、

それが決めてとなりました。

 

また

ある有名なキャディーからお話を伺ったのですが

いかに勝負どころで冷静な自分を作り出せれるかが

トッププロの特徴だとも語っていました。

 
(トッププロでさえも優勝争いになってくると冷静さを失うことはよくあるそうです)

 

もしあなたが

これから大事な試合やラウンドをするときは

自分自身を観察している

“もう一人の自分” をイメージしてください。

 

そうすることで

第三者的視点になって

冷静にその場の状況を把握しやすくなります。

 

 

それでは失礼します。

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