こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
全米女子オープン選手権での
笹生優花 選手の優勝、
本当に凄かったですね。
序盤ではダブルボギーを2つ叩いて
正直 今回はダメかと思いましたが
後半から少しづつ盛り返してくれました。
もちろん後半
レクシーが崩れた ということもありますが
粘るゴルフができたからこそ
運を掴みとることができました。
最後は
日本人同士のプレイオフ。
まさかこんな展開になるなんて
夢にも思いませんでした。
畑岡奈紗 選手のアイアンも
キレッキレなだけに
どっちが勝っても
おかしくない戦いでしたね。
さて今回は
笹生 選手が前半にダブルボギーを叩いて、
首位と6打差まで開いたにも関わらず
そこから粘ることができた
要因を考えていきます。
笹生優花から学ぶマインドセット
ニュースや記事では
キャディーが励ましてくれたことが
大きかったと書かれていました。
もちろんキャディーのサポートや
後半 レクシーが崩れたことは
大きかったと思います。
しかし、根本的には
笹生 選手のメンタリティーが
ものをいいいました。
そこにはラウンドが終わった後の
笹生 選手のインタビューを聞くと
粘りのある選手の特徴があります。
それが
“現状の自分を受け入れている”
ということ。
笹生選手は
ミスが目立ったラウンドに対しても
「これもゴルフだもんな」
的な発言が多いです。
それは現状のミスを受け入れて
今できる最善のことに
集中できているからです。
もしミスをしたことに対して
「こんなんじゃダメだ‼︎」
「なんでミスしたんだ⁉︎」
といった言葉を多く使っているのなら
完璧主義になりすぎているということです。
それはミスを受け入れることができず
その後の冷静な判断が
できなくなってしまいます。
しかし、
ゴルフというスポーツの特性上
自分の思い通りになることは
ありませんよね。
ですので完璧主義に偏りすぎている人は
“完璧” ではなく最善主義に
転換していかなければなりません。
最善主義とはミスをしても
「まあ、いいか」
「こんなもんか」
「これもゴルフだもんな」
と現状のミスを受け入れて
今できる最善のことに
集中することをいいます。
これは
しなやかマインドセットとも
呼ばれています。
笹生選手は去年のコニカミノルタ杯最終日で
期待されながら13位タイに終わって、
「気分はいつも通り。
パッティングが思うようにいかなかったけど、
これもゴルフですよ」
とコメントをしていました。
他にもしなやかマンドセットに
特徴的なコメントをしているので
興味のある方は笹生 選手の言っている言葉を
注意深く聞いてみてくださいね。
その言葉を
自分自身に使っていくことで少しづつ
しなやかマインドセットへ切り替わって
粘りのあるゴルフができてきますよ。
それでは失礼します。