大阪で活動する
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。
先日大阪の本町にある本屋さんに立ち寄ったとき、
スポーツコーナーに芸能人・武井壮さんの
「勝つ人 13人のアスリートたち」
という本に目が止まりました。
その内容は武井壮さんがインタビュアーとして13人のトップアスリートから勝つための秘訣を語り合うものです。
その中にはプロゴルファーの上田桃子選手の対談もあったのですが、
私がもっとも印象に残ったのが陸上100m現日本記録保持者・伊東浩司さんの対談でした。
(日本記録出した年:1998年は私が高校2年生で陸上部だったこともあり伊東さんの走りは強く印象に残っています。)
特に武井壮さんが質問した
「浩司さんは走っている時何を考えているのか?」
という問いに伊東さんが答えた内容がゴルフ飛距離アップにも当てはまることでした。
伊東浩司:
「走るっていうのは、走っている最中に考える事があればあるほどタイムは落ちていくんです。
腕を振らなきゃとか、腿を上げなきゃとか意識して走るのは良くない。
記憶は断片的になるのが一番理想で。
最終的には自分を『自動化』したかったんですよ。
スタート位置についた段階から、ゴールまですべてが自動化できればと。」
この『自動化』。
本当に奥が深く、私も飛距離アップの最終的ゴールには『飛距離を出すための自動化』を意識しています。
これはスイング中、飛距離を出すために下半身をしっかり安定させなきゃとか、カラダをしっかり回転させなきゃといったことを意識しなくても出来る状態に持っていくことが大切だと考えています。
逆にスイング中考えることがあればあるほど飛距離は落ちていくように感じます。
もちろんトレーニングやスイング練習中にそういったことを意識するのは絶対に必要です。
しかし本番のラウンドでそれをしてしまうと力みになってしまいスイングに硬さがでてしまいます。
本番では無意識化させること、
そしてそれは『自動化』させることにつながり、
今回ご紹介した伊東さんの話にとても似ているように感じました。
その他にもいろいろなトップアスリートの話があり、
いろいろな考え方がありましたが、
共通して感じた事は皆全員勝つべきして勝っていてそのための準備をしっかりとしていることです。
本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
小岡 洋天