ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。
方向性の安定のためテイクバックを小さくしている人は多いですよね。
でも本当はフルスイングして、飛距離を伸ばしたいのが本音。
しかしフルスイングをすると引っ掛けたり右にプッシュアウトしてOBになってしまう...
そこで今回はフルスイングすると方向性が安定しない理由を考えていきます。
方向性が安定しなくなる理由
原因として私は2つあると考えています。
1つはタイミングがつかみづらいということです。
これはスイング技術に問題があります。
もし自己流で練習をしているのであれば
信頼できるレッスンプロに直接アドバイスをしてもらうことをお勧めします。
あとは、しっかり素振り練習をするということです。
フルスイングでタイミングが合わないのはあなた自身のカラダの感覚をつかめていないのが大きな原因です。
それは結果を意識しすぎて、球の行方を気にしてしまっているということです。
こうなると五感の一つである”目”ばかりに意識がいってしまい、
”身体”自体の感覚がおろそかになってしまいます。
大切なのはあなたのカラダの感覚です。
そのためには結果を意識しなくもいい環境や練習方法がお勧めです。(インドア練習場など)
2つ目は柔軟性が原因だと考えています。
これは股関節や肩関節だけでなく背骨の柔軟性がポイントです。
ゴルフの場合、股関節や肩関節、肩甲骨の柔軟性はある程度、技術でカバーできます。
しかし背骨の柔軟性に関しては技術だけではカバーできません。
それは背骨の硬さによってスイングに大きな弊害が起こるからです。
例えばスムーズにフルスイングを行う場合、背骨は40°以上回転しなければなりません。
しかしそれ以内の柔軟性にしかなければ、不足分を補うために上体をおこしたり、肩や股関節を無理に回さなくてはいけなくなります。
そうなると当然、関節に力みが生じてしまうので、
スイングの動きに硬さが出てしまい、
結果、引っ掛けや、プッシュアウトしてしまうのです。
ある程度スイング技術はできているのにフルスイングすると安定感がなくなる人は背骨の柔軟性を改善することが必要なのです。
ここで柔軟性のチェック方法をお伝えします。
チェック方法として椅子に座った状態で上半身がどれだけ回るかを確かめて下さい。
*このとき姿勢はまっすぐ
手は胸の前で合わせた状態(手のひら同士で押し合う)を作ってから回してくださいね。
*手のひら同士で押し合う圧がなくなると背骨ではなく肩甲骨や肩関節が動いてしまいます。
この時にカラダが40°以上スムーズに回ればOKですが、
回っていなければ下のストレッチをしていきましょう。↓
これは毎日行っても大丈夫です。
しっかりとお腹に力を入れて体幹を安定させながら行ってください。
離した手が床につくようになれば十分です。
*回数は15〜20回が目安
是非取り入れてみてください。