ベストな状態をつくりだすウォーミングアップ 242

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。

 

 

ゴルフ練習前、ラウンド前、ラウンドで込んでいるときの待ち時間でのウォーミングアップでは皆さんどういった準備運動をしているでしょうか?

 

私がよく耳にするのは軽く肩や脚の筋肉を伸ばすストレッチをするだけというのを聞きます。

しかし、本来のウォーミングアップとは筋肉を伸ばすだけのことではありません。

筋肉の温度を上げ、体温を上げることが本来のウォーミングアップの目的になるのです。

 

すなわち筋肉を動かして筋肉の温度を高めることです。

 

それによって神経系の働きを活性化させ、目的とするゴルフ動作をよりスムーズにおこなえるようにします。

 

そのためには筋肉を伸ばすだけでなく、筋肉を縮めることも重要になります。

そうすることで筋肉はエネルギーを発生させ、血流が増し、血液の循環が良くなるのです。

 

柔軟性について

それでは、ここで柔軟性について考えいきましょう。

柔軟性には、静的柔軟性と動的柔軟性があります。

 

体力テストでおこなう立位体前屈、開脚は静的柔軟性になります。

いわゆるカラダを動かさない状態で筋肉をどれだけ伸ばすことができるかがこれです。

 

ここで考えていただきたいのが、カラダが柔らかければ動きも柔らかい動きになるのか?

ということです。

逆にカラダが硬ければ動きも硬くなるのでしょうか?

 

結論から言います。

カラダの静的な硬さとスポーツ能力にはさほど関係がありません。

むしろ静的柔軟性よりも動的柔軟性がスポーツ能力には必要なのです。

 

これは動きの中での柔軟性(動的柔軟性)がスポーツにとって基本になるからです。

カラダを動かさないスポーツなんてないですからね。

 

もちろんそのための最低限の静的柔軟性は必要ですが、

解剖学的な関節の可動域があればゴルフにとっての柔軟性は十分なのです。

 

あとはいかに柔らかくバランスのとれた動きができるかということ。

スムーズにスイング動作するための柔軟性を高めるウォーミングアップが必要になってくるわけです。

 

それでは実際にどういった方法でウォーミングアップするのかを動画で見ていきましょう。

 

 

いかがでしたか?

カラダを止めてゆっくり筋肉を伸ばす動きはなく。

常に筋肉を伸ばし縮めることで動きの中の柔軟性を高める運動になっていきます。

 

テンポはスローからどんどん速いテンポに移行していきます。

速いテンポにする目的は神経回路のスイッチです。

ある程度、筋肉の温度を上げて筋肉が反応しやすいようしなければなりません。

 

回数は余り気にせず、最低1種目に30秒ほどかけてください、

すると筋肉がその動きになれてカラダの動きがスムーズになります。

 

ポイントは楽にリズム良くカラダを動かすことです。

間違っても力一杯動かしたらいけません。

力んだら逆効果ですからね。

是非試して下さい。

 

それでは失礼します。

 

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