松山で開催「体が硬い人のための飛距離アップ講座」レポート 663
こんにちは
ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡洋天 です。
お盆休みに地元・松山で、
特別講座を開催しました。
きっかけは、
幼なじみでヨガ講師をしている友人から
「生徒さん向けにゴルフのワークショップをしてほしい」
と声をかけてもらったこと。
ヨガ教室という場に合わせて、
テーマは
「体が硬い人のための飛距離アップ講座」
にしました。
これまで多くの方から
「体が硬いから飛距離は伸びない」
と相談を受けてきましたが、
実際には筋力だけでなく、
柔軟性や体の正しい使い方を理解すれば
飛距離はまだまだ伸ばせます。
今回はそのポイントを座学と実技でお伝えしました。

プロとアマの違いを数値で見る
最初に紹介したのは
「Xファクター」という考え方です。
Xファクターとは、
肩と腰の捻転差を示す数値で、
飛距離との相関が高いことが分かっています。
・PGA男子プロ:
肩 約90~100°/腰 約35~45°
→ Xファクター 約40~50°
・アマチュア:
肩 約75~85°/腰 約45~55°
→ Xファクター 約20~30°
同じスイングでもこれほど差があります。

さらにマキロイ選手や松山英樹選手、
タイガー・ウッズ選手といった
トッププロの実例を交えて、
一流選手の柔軟性の高さを解説しました。
数値に基づく比較は、
なぜ飛距離が出ないのかを
論理的に理解する助けになります。
腰ではなく胸椎が回る
次に取り上げたのは、
Xファクターを生み出す柔軟性について↓
・肩甲骨(上方回旋):35~40°
・胸椎(回旋):35~45°
・腰椎(回旋):5~10°
実は腰はほとんど回らず、
回旋を担っているのは胸椎と肩甲骨です。
「腰を回す」イメージではなく、
胸椎をしなやかに動かすことが
飛距離アップにつながるとお伝えしました。
実技で「回せる感覚」を体感
後半はマットを使い、
胸郭や胸椎をスムーズに動かすための
シンプルなエクササイズを実践。
すると多くの方が
「思ったより回る!」
と驚かれていました。
一人ひとりの反応を見ていて、
私自身も
「正しい理解と体の使い方で身体は変わる」
と再確認できました。

今回の松山での講座を通じてお伝えしたいのは、
「体が硬くても飛ばす方法は必ずある」
ということです。
年齢を重ねても柔軟性は向上しますし、
効率的な体の使い方を身につければ
飛距離の伸びしろは十分に残っています。
これからも一人でも多くのゴルファーに
「軽く振って飛ばせる」喜びを届けられるよう、
サポートしていきたいと思います。
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