飛距離アップ=〇〇を押すこと 213

ゴルフ飛距離アップ専門

パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。

 

 

飛距離を伸ばすうえでカラダの回転スピードを上げることは皆さんもご存知だと思います。

しかし、その回転力はどこから生じているかが意外とあやふや。

「ただなんとなく脚かな〜」

「カラダの柔軟性かな〜」

といった漠然とした感覚ではないでしょうか?

 

もちろんそういった感覚で本に書いてあるストレッチや筋トレをしても問題はないと思います。

ただしっかりと結果を出していきたいのであれば、

明確に飛距離アップに必要な動き、筋力、柔軟性を理解してトレーニングを進めていかなくてはいけません。

そこには「なんとなく」という理解度ではなく、

明確に「この要素にはこのトレーニングが重要」だと理解する必要があります。

 

そのために私が常々お客様にお伝えしているのが地面を瞬発的に押す力が大切であるということ。

具体的には学校の体力テストで行っていた「垂直跳び」の能力です。

この力によってカラダの回転スピードが上がるようになっています。

なんだか

“地面を押すこと”=“飛距離(回転力)”

があまりピンとこない方もいらっしゃると思います。

 

そういった方にはまず下の表を見て下さい。

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これは女子プロ(一部の女子プロ)の体力テストの結果を最大飛距離順に集計した表です。

 

どうでしょうか?

 

垂直跳び以外の種目には最大飛距離との関係性が見られないですが、

垂直跳びに関しては明らかに最大飛距離が大きいほど垂直跳びの結果も良くなっています。

 

これは地面を瞬発的に押す能力が飛距離アップにとても関係している一つの証拠にもなります。

(論文を提出できるほどのデータ量ではありませんが...)

これを見ていくとやはり垂直跳びの能力は必要なのです。

 

では実際にその垂直跳びを上げるためにトレーニングでは何を行うのかというと、

”クイックリフト”をします。

これはオリンピックの正式種目でもある重量挙げの動作です。

(リオオリンピックでは三宅選手が銅メダルをとった種目)

一見、垂直跳びと重量挙げは関係なさそうに見えますが、実はとても関係が大ありなんです。

 

それでは下の表を見て下さい。

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これは実際オリンピックに出場している選手の垂直跳びのデータです。

 

いかがですか?

 

ジャンプ力が最も高そうなバレーボールや体操競技の選手よりも重量挙げの選手の方が垂直跳びの結果はいいんです。

重量挙げは上半身や腕の力で挙げているように見えますが、ほとんどは脚の爆発的な瞬発力を使って自分よりもおもたい重りを一気に持ち挙げてます。

これが飛距離アップするためにとても大切なことなんです。

 

もちろんお客様に重量挙げで行うような超高重量を勧めているわけではありません。

あくまでも地面を瞬発的に押す力の向上と、

それを上半身に力を伝えるカラダの動きを覚えてほしいのです。

 

最初はコツを掴むまでに個人差がありますが、

慣れてくると手や腕を使わずに力を出す感覚が徐々に養われていきます。

 

いかがでしょうか?

”地面を押すこと”と”飛距離”の関係性についてピンときましたか?

 

もしまだ「う〜ん、いまいちまだピンとこない」

という方がいらっしゃれば気軽にご質問くださいね。

もやもやしたままにするのは気持ち悪いですからね。

 

 

それでは失礼します。

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