ゴルフ飛距離アップ専門
パーソナルトレーナーの 小岡 洋天 です。
ゴルフの練習と筋トレには共通する点があります。
それは“テーマを定め、それを身につけていく作業”であることです。
たとえば私が昔していたことですが、ゴルフの練習だとただただ どうすればドライバーショットが真っ直ぐ、遠くまで飛ぶかを練習していました。
つまり、打って、打球を見て、その結果がナイスショットであれば満足していただけなのです。
当たり前ですが、これでは上達が望めません。
そこで私はその日のテーマを決めることにしました。
いい球が打てたかどうかではなく、手や腕に力を入れないようにできたかどうかの確認です。
すると最初はひどい球がでましたが、
課題を克服すれば自然とスイングがスムーズになりナイスショットが出るようになったのです。
これと同じで筋トレもその日のテーマや種目ごとの課題を決めます。
筋トレなのでダンベルやバーベルを持ち挙げるのですが、
必ずしも重たい重量を持ち挙げればいいというわけではありません。
スクワットであれば50kgを挙げたらすべてがOKではなく、
足裏の重心をずらさないこと、
もしくはしゃがんだときの背骨の姿勢を崩さないことなどを課題にするかで
そのあとの習得するスピードが全然違ってくるのです。
もちろん重たい重量を持ち挙げることも必要です。
しかし結果ばかりに満足するのではなく、
テーマに沿った課題を段階的に克服していくことが実はとても大切なのです。